コレクション 歴メシもコーヒーから

晶文社の本が原作のテレビドラマというだけで、少し不思議な感じです。
この出版社、変な食文化ものは結構多いかも。「世界一の日常食」とか「美食進化論」とか。中井さんのシムノンもたしか犀の本屋だったような。

音食紀行のひと、「宮廷楽長サリエーリのお菓子な食卓(春秋社刊)」という怪しげな本の著者。ドラマでますます怪しい度合を強くするのか、見直しを迫られるのか。楽しみに。

第1話はマリーアントワネットがゲスト。NHKと違ってちょっと雑な作りなんです。コーヒー飲むのですが、チェンソーマンにもまけてますな。

次週はシーザー編。原作のベートーベン編がとりあげられれば、コーヒー豆を勘定するかしら。

ドラマとしては、少し前に放映されていた「階段下のゴッホ」の方が。
上野の喫茶店でロケしたらしい。
役者の演技が煩わしくなくて楽に見られます。
その意味では、松坂慶子の主演も安心して見られます。
時代劇は型で動くので、これも安心。だから中島ハルコも。
韓国映画が疲れるのは、演技力にもあるのかもしれません。
韓国の役者さんたちは、うまい下手でなく、手加減がないので。


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