「自己複製遺伝子」(ミーム)仮説でバッハがもっとよく分かる!!
音楽は、自らを複製したがるミームの性質を見事にもっている。「永久の生命力?」「宇宙的普遍性?」etc.……数々の演奏家が感じる「不思議な何か」とあわせて味わう21世紀的新鑑賞法!! バッハの音楽には不思議な魔力が秘められている。没後250周年を過ぎて、その人気は衰えるどころか、益々燃え上がっている。その根強い人気の秘密はなにか?古今のバッハ学者の努力でも、未だに究明しつくされないその魅力を、生物学的視点や「演奏家たち」の眼を加えた新視点から縦横に探ってみた。どなたにも、新しいバッハ鑑賞法が見つかる本です。