笑うバロック展(474) 遠く離れた2人のG.B.サンマルティーニ [51候補]

昔からリコーダーのレパートリとして機会多く取りあげられたわりに全貌がはっきりしてきたのは後になって。名人が取りあげた協奏曲作者、ここでのサンマルティーニはジュゼッペ・バッタザレ(1693-1750)の「GB」の方。または「ロンドンの」です。1968年のブリュッヘンは「フィフス」のディスカント・リコーダー使用みたい。

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もうひとり、ジョバンニ・バティスタ(1700-1775)は、ミラノの「GB」。交響曲の父といわれます。

21世紀の録音を検索すると、左列が兄ジュゼッペ。右列が弟ジョバンニ。兄列は合奏協奏曲、オルガン協奏曲、リコーダーソナタとヘンデルみたい。弟列は初期弦楽シンフォニー、オペラ、ハープシコード・ソナタ、すべて「初録音」銘。

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とはいえ、20世紀は「サンマルティーニ兄弟」扱いのことも多く。兄「G」、弟「GB」と。

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