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笑うバロック展(7) 勧悪懲善「ポッペアの戴冠」

なんと不謹慎なチラシ、しかし観に行ってみたくなります。アレグロという呼び屋さんが仕組んだバロックオペラシリーズの一幕。これだけの長尺で2回実演に接したのは、おそらく今作だけでしょう。
オペラとしては、切抜き単独で歌われる名アリア(歌っているように聴こえないかもしれませんが)がある、最初の名作かも。乳母の子守歌、本妻皇后追放の2曲(これは単独でも聴きごたえがあり、聴き覚えめでたいもの)、最後の戴冠のデュエット。
最も古いオペラ群の中で、最近ではかなり取り上げられる回数の増えたレパートリではないかしら。画像検索すると演出家によって、爆笑もののメイクや衣装、時代設定が次つぎ見られます。

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