ヘンデルのハープ協奏曲の新しい動画を検索して聴いていたら、一枚のサムネイル絵画に興味を。次の絵画群の左下の作品。「作曲家クリスティアーノ・ジュゼッペ・リダルティと画家ジョヴァンニ・バッティスタ・テンペスティの肖像」。ハープの描かれた肖像は結構見ていましたが、初めて意識した作品でした。
この作品群の右上にいるのが、パリー氏です。
4つのソナタはサルビが出版しています。(ニ長調、ト長調、ヘ長調、ヘ長調)
特に1番目のニ長調ソナタがよく演奏されます。
ソナタの全4曲は、シニド・ウイリアムズが。1981年ころ。
おそらく初めての録音らしきは、オシアン・エリスの1969年ころかしら。
ところでサルビの楽譜を献呈されているエレノア・ベネット氏が気になって検索。
エリスの後継でカトリン・フィンチの義母とのこと。ウェールズ・スクールがあるみたい。ベネットのサイトは英語とウェールズ語がありました。アイルランドのゲール語を思い起こしつつ、いや、それでは一体「英語」というのはなんなのでしょう。世界共通語の試みのひとつなのでしょうが、何やら異形の鬼っこのように感じました。はじめから言語で世界征服を企んでいた----。
さて実際ウイリアムズの録音は聴けず、検索で片っ端からソナタを聴いて廻りました。
ロビン・ワードというニュージーランド出の奏者が4番ヘ長調ソナタを、トリプルハープで。これが好感。ちょっとぶっきら棒に聴こえますが、デレク・ベルみたいで好い。クルムホルツ、デュセックもさらりと弾いて好感。わたしには、アウグスティン・バリオス・マンゴレの「大聖堂」のアレンジが琴線。
ヘンデルの協奏曲はリコーダーアンサンブルと競演。こんなのがやりたかったのですが。
CDも出しているみたい。
「ルドビコのハープを模した」なども。