前項オーギュのライバルは、セルジュではありません、テオ(テオティム)・ラングロワ・ド・スワルテ。パートナーはボンボン・トト。テオにはバックに大物が憑いています。
楽器もオリジナルのヤコブ・シュタイナーを貸与されて、ストラドバリをリースされているモダン奏者のよう。(ストラジバリも借りているみたいです)
大御所がヴェラチーニの伴奏をしながら直に紹介してくれます。クリスティさんも現役の雰囲気。以前クリスティさんはクロサキとヘンデルを録音していました。アフェットなクロサキよりテオはクール・ナイーブな奏者に聴こえます。
ル・コンソートの「OPUS1」にも参加していました。以下、プロフィールの豪傑訳。
オーギュとテオを見ていて、貧困なわたしの想像力は、子供たちが聴いている米津某と野田某みたいだと。
努力して、才覚を磨き、認められた人には惜しみなく支援する----世界の富が集中したヨーロッパならでは、です。日本はここまでの徹底した「集中」は難しそうです。とはいえ、わたしは日本の非「徹底」は嫌いじゃありません。その方が人が死ななくて済みます。