笑うバロック展(459) 「ヘンデルのハープ協奏曲演奏の歴史」(その2)

笑うバロック展(1)「ヘンデルのハープ協奏曲演奏の歴史」の続き。

youtubeを検索しても聴けなかったので、レコードを入手しました。

1965年にはリリースの様子。マリア・コルシンスカのハープ、ハース指揮ロンドンバロックアンサンブル。(コルシンスカの右隣ベルクハウトはオランダの奏者だったかと。ヴィッセンブルクや長澤の師匠筋) きちんとオリジナルのリコーダー付き編成で。

画像1

キャプチャ

画像3

元はノンサッチからの様子。やはり1965年ころ。ミルドニアンのハープ、デボ指揮パドルー音楽協会オケ。カデンツァはグランジャニ作。上のコルシンスカは別な短いカデンツァを。自作かも。

そのグランジャニ自身は、1948年。モレル指揮RCA室内管と。

画像4

わたしは、ブタペスト四重奏団とのCDで初耳。こちらは1941年頃。思いのほかバランスよく好感。

画像5

しかし、ハープは女性奏者の比率が多いのではないかしら。絵画も多いかも。ガラッシのCDに次のようなものが。

画像6

「ハープを弾く貴婦人」の肖像~スウェーデン女王クリスティーナの音楽----さすがとしか言いようがないガラッシの独創的なCD。「ルクレツィアの旅」の対かしら。

いいなと思ったら応援しよう!