一般教養 参考資料 コック警部の晩餐会(2016年12月記)
深夜枠ドラマのラーメン編のワンシーン。
まったく真剣には観ていません。
「五感の割合」も。ホントなのか作りものなのか。
コック警部ならどれを選ぶだろう。なにしろ、視覚83%、聴覚11%、嗅覚3.5%、触覚1.5%、味覚1%。
ラーメン屋さんは、とても意欲、体力、知力が必要そうです。「地域の人々から愛されるラーメン」は賛成です。
喜剧「蒲公英」1985「美味拉面」
実は初めて観ました。「お葬式」の才能はよくわかったのですが、こちらが子供でついていけなかった、というのが正解のよう。「タンポポ」初見でも同様。なかなかこってりした濃厚な映画でした。濃厚なという意味は、ビスコンティのような鈴木清順のような、はたまたブニュエルのようなチョットエロチックでデカダンなスケッチが交錯します。わたしは十分にグルメ映画だと思いましたが、最近の妙に分別くさいドキュメンタリー系作品を観ている人には、油脂過剰に感じるかもしれません。伊丹的に教育的だと思います。
改装後のタンポポは「珈琲館のような」と字幕されていました。ごく最近の改装といわれてもそんなに違和感を感じません。
最近は好奇心がソソラレない、料理人の話や、食材の話、料理を評価する審査員の話など多すぎます。「かもめ食堂」傾向は嫌い。まだ対決ものの方がよかったかしら。最近では、孤独なひとり飯路線。ラーメンは一人で食べるのも、一人で店を切り盛りするのも可ですが、わがままをいえば一蘭みたいなのは嫌い。
「タンポポ」は「シェーン」的な設定なので、「ラーメンウエスタン」と称しましたが、観てみると「墨攻」的といえるかしら。