コレクション2期-16　翡翠は急冷式？

「あの水滴の正体が、氷だと仮定しましょう。アイスコーヒーを、どうやって作るか知っていますか？ 　彼女はペーパードリップでアイスコーヒーを淹れるんでしたよね。つまり、急冷式です。」
『ｍｅｄｉｕｍ　霊媒探偵城塚翡翠』相沢沙呼著

kindleはカバーや帯を見る楽しみはありません。最近は読後検索したり、書店で手に取ったりして楽しんでいます。kindleで画面いっぱいにカバー表紙の画像を表示する方法が----誰か教えてほしい。

結局こうした物語は、「まだ何かある」としたら、可能性これかあれか。いまどきの映画の予告編のように、見る必要までなくなってしまいそう。もっと福家警部補的倒叙スタイルを期待したのですが、ハズレ。
あと、キャラクター造形の作者の「趣味」が悪い、いや良い、いやどうでもよい。おっさんが考えそうなこと、でした。つまり、似たようなおっさんには、ちょっと見え透いていて残念。
この表紙のイラストは、誰が注文したのかしら。
福家警部補、薄巡査の方が好みの趣味、です。女流が描くとハムラアキラになっちゃうし。このくらいで手を打っておかないと、でしょうか。
にしても、文庫になってからでよかった。