笑うバロック展(102) バロック夫婦善哉
1995年の東京の夏音楽祭で、ヴィスとメロンのマドリガルコメディを鑑賞しました。新大久保のグローブ座に足を運びました。
ヴィスという人は、特徴的な声なのに、CDを追いかけていると、基本はジャヌカン・アンサンプルのリーダーで、ソロの録音は少ないことが分かります。特徴的というのは、固定化しやすく幅がない、とよくわかっている感じ。レーヌといい、自分の声と仕事を大事にしている感じがします。
スケベ根性から、顔で選んだアナ・ベッソンという美人フルート奏者を見つけ、指輪をしているので検索したら、若いテナー、ファンメーヘレンがフルート奏者の妻とよい仕事をするためにいくつか企画をたてて、とインタビューを見つけ。youtubeにメーヘレン指揮のモーツァルトのフルート協奏曲を共演する動画が。同じ日テナーのためのコンサートアリアも歌ったみたい。メーヘレンの声はヴィスと違って特徴がない、しかしいかにも自然に声がでている感じ。好ましいテナーです。ベッソンはyoutubeにロンドーのピアノ伴奏でドップラーのハンガリー田園幻想曲が。8キーのグレンザーのコピー使用。久しぶりに最後まで緊張して聴きました。
思い出すのは----カサドシュ夫妻、カサド夫妻、サザーランドとボニング夫妻、ビシネフスカヤとロストロポービチ夫妻、最近ではコジェナーとラトル夫妻。あとホリガー夫妻あたり。
古楽関係ですと、アーノンクール夫妻。ヴァンメーヘレンとベッソン。
サバール夫妻。メロンとヴィス。
パールとサンタナ。ユングヘーネル夫妻。
ザイフェルトとメドラム。コープマン夫妻。
平尾夫妻。ヘレウェッヘとスヴェストラ夫妻。
スパラ製作のバディアロフ夫妻。
寺神戸夫妻。
ペトリとハンニバルは、共演は継続ですがご縁は2010年までだった様子。デュメストルとルフェリアトール。
ヨーロッパで活躍の佐藤氏も鍵盤夫人だったと。
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