笑うバロック展(409) バッハの旋律を夜に聴いたせいです。 再発見と書きかえ 2020年6月15日 08:54 ロンドンのウィグモア・ストリート(Wigmore Street)にショールームを構えていたドイツのピアノ製作会社ベヒシュタイン社が、隣接する土地に1901年にホールを建造し、ベヒシュタイン・ホール(Bechstein Hall)と称した。開場記念リサイタルは同1901年5月31日、ウジェーヌ・イザイ(ヴァイオリン)とフェルッチョ・ブゾーニ(ピアノ)の出演であった。第一次世界大戦の勃発に伴い、1916年、同ホールはショールーム、会社の保有するピアノの在庫137台などとともに敵国ドイツ国民の資産としてイギリス政府に接収され、競売された。5万6千ポンドで落札したのはデベナム百貨店であった。ホール単独でも建築費が10万ポンド要したことを考えれば、戦時下の懲罰的な廉売だったと言えるだろう。1917年に、面している通りの名をとってウィグモア・ホールと改称され、今日に至る。バッハ、ブゾーニのシャコンヌを無聴衆で弾くハフ。ブゾーニの杮落しを髣髴とさせる----とのこと。バッハ・ブゾーニのシャコンヌは改めて検索すると動画はそんなに多くありません。 ダウンロード copy いいなと思ったら応援しよう! チップで応援する #バッハを笑う