久しぶりに収録順の1曲目でパンチをくったかたち。イ短調作品1-9の冒頭なかなか激しいけれど、雑には聴こえません。作品1の2つのイ短調ソナタは他にも録音があります。先達の手堅い仕事のおかげで、アグネシカはよい意味で自由に思い切りよく。
ランゼッティは「カンタービレ」の指示が目立つように思います。ロマン派ではないけれど「アンダンテ・カンタービレ」も作品1-2にあります。もっともわたしが気にしてこなかっただけかもしれませんが。ロマン派が注目されやすいかしら。
ネット上に「サムポジションのゴッドファーザー」とありました。
アグネシカの第2集はまだでていないみたい。チェロは装飾されたヘッドなので、由緒があるかマチアス・バイイ氏みたいな製作家か。(2017年 Jan Bobak 作。彼女のために特別に作られたイタリアのバロック様式のチェロのコピー)
ランゼッティのチェロ作品はアグネシカで5組か6組目くらい。十分に評価されプログラムとして認められていると思います。
この作曲家と奏者は不思議な検索から出会いました。
youtubeの履歴は下から上へ。
シャーリー・バッシーの肩甲骨が柔らかそうな振付を見ていて。
どんな振付か。「ミダス・タッチ」とか「クモの這うような」とか。それで脈絡がないのにアグネシカのランゼッティが艶っぽく聴こえてきました。
追記。楽器製作家のこと。