笑うバロック(640) 迎春シン・CPEのオルガン協奏曲

元旦に聴く、めでたい印象の曲、すぐに思い出しました。王様相手かもしれませんが、父バッハやモーツァルトには決して書けない弾けない領域だと思います。指先から「どうだ」「これでもか」とマウントとってくるような、そんな音楽に聴こえない、そこがいいんじゃない。
わたしは、CPE休符は「ふう」とか「ほっ」と、聴こえるのです。


オスター2002

オスター盤へのネット上の賛辞、同意します。

オルガン協奏曲が入っている1枚目は、古楽器とホールの素晴らしい響きがあいまって、最高の名演奏です。又、個人的には、作品182の交響曲と共にオルガン協奏曲は、エマニュエル・バッハの最高傑作だと思います。モーツァルトが生まれる40年ほど前の人の音楽とは思えません。モーツァルトが好きな人は是非聞いて欲しいです。

ボトケンヌ34と35、またはヒッチコック444と446。
2曲しかないオルガン協奏曲、そんなに録音はありません。
ヘンデルより腕は立つと思います。ハイドンよりギャラントだと。


ヴェルネ1998


ゲッフェルト2005


ハーン2007

よく聴くとそんなにメランコリクでもないし、もちろんロマンチックでもありません。リリカルくらい、ところどころギャラント、ゴージャスではない。

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