テオドロ・バウ有望 グラウン作曲ガンバ協奏曲イ長調GraunWV A:XIII:11第1楽章
グラウンと同じ時に収録されたバッハのロ短調パルティータのアルマンド、ドゥーブルなしも素晴らしい。もしかして全曲弾けるのかも----。編曲のせいか演奏のせいかちょっとマタイ受難曲のオブリガート風に聴こえてしまいます。それも一興好いな。
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ガンバ奏者になったからには、一度はこのギャラントを絵に描いたような協奏曲群を世に問うべきです。とは、わたしの勝手な言い分。大分、プレクラシックなスタイルが標準化してきた、のかもしれません。6弦楽器、ちょっと短く見える弓、その持ち方。
あと、ワルシャワとかペテルブルクとか----が熱いみたい。誰かグラウン全協奏曲をけしかけてくれないかしら。楽しみ。
Kore Orchestraで検索するとワルシャワフィルとサイトが同じようです。昔ならオケメンバーによる「ワルシャワフィル弦楽四重奏団」とかみたいな子会社系の様子。おそらく音楽祭も意欲的。
Johann Gottlieb Graun
Viola da Gamba Concerto in A major, GraunWV A:XIII:11
I. Allegretto
Teodoro Baù - viola da gamba
Kore Orchestra Muzyka w Raju 2019
テオドロは1992年に生まれ。クラウディア・パセットに幼い頃からヴィオラダガンバを学び始めました。アルベルト・ラシに師事した後、2012年にヴェローナ音楽院から最高の栄誉と特別賞を授与されました。彼は8年間、ヴェネツィアのマッシモ・ロナルディにルネサンスリュートを学びました。彼はRoberto GiniとGuido Balestracciのマスタークラスに参加しました。彼はまた、ミケーレ・パソッティ監督「ラ・フォンテ・ムジカ」で中世のフィドルを演奏します。現在パオロ・パンドルフォのSchola Cantorum Basiliensisのマスタープログラムに参加。彼は定期的にソリストとして演奏、重要なフェスティバルで室内アンサンブルやオーケストラで演奏しています。彼はバルトリ、ロイ・グッドマン、アルフレド・ベルナルディーニ、ディエゴ・ファソリス、「Les Voix Humaines(マーガレット・リトル&スージー・ナッパー)」などとコラボレーションしています。彼はいくつか賞を受賞しました。イタリアの「Premio Nazionale delle Arti」(2010年、歴史的楽器のソリストとして)、第4 回「コンコルソインターナツィオナーレ・ディ・ヴィオラダガンバ・プリンシペフランチェスコマリアルスポリ」(2012) 、ラクイラ室内楽コンクール(2012年)最優秀賞。