ハナの、制限あけで演奏された記録をいくつか鑑賞しました。
ひとつはコンスタンチノープルとの競演。もうひとつはマッツォッキの「苦い涙」です。1638年刊。
これは楽譜付き動画で見られます。
なんだか間違っているのではと思いますが、半音階でちょっと旋律が歪んだように聴こえます。これぞ「歪んだ真珠」なのかも。
で、マッツォッキって誰でしたっけ。
「ファスビンダーは悲劇として作品を作っていますが、私は悲喜劇にしたかった」オゾン監督のVOGUEインタビュー。
マッツォッキの苦い涙を聴いていると、演劇的な印象を受けます。オゾンもトマを映画化したり。
こうした変な歌リストには、やはりアンフーソあり。
作曲家独演会CD。1996年録音。さすがトラジコメディアあり。「苦い涙」はタイトルになっています。
その後。キールの「マツダレーナの歌」。
2004年にフェルドマンも。
録音の数は多くないけれど、聴いてみると伴奏の多彩さにバロックらしい名曲を感じました。