笑うバロック展(190) 最新のテレマンとは

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組曲『ドン・キホーテのブルレスケ』、ヴィオラ・ダ・ガンバ協奏曲、コリアール&トゥールーズ室内管弦楽団、アンヌ・グリエ(ガンバ)

2018年録音。独奏のグリエはショートカットのご婦人です。おそらくステージに立つ衣装ではない、と信じています。ユジャ・ワンみたいな人もいるので最近はわかりません。

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アンヌは1981年生まれ。彼女のキャリアは特殊で異例。チェロソリストとして非常に早い時期から演奏。古楽に興味を持ち、Gilles Colliardの指導の下でトゥールーズコンセルバトリウムでバロックチェロとヴィオラダガンバを学び、コワン、パンドルフォから学びました。2007から2014年までトゥールーズ室内管弦楽団の首席チェロ奏者で、チェロとヴィオラダガンバの数多くの協奏曲を演奏しました。ガンバで、彼女はテレマンとタルティーニの協奏曲を演奏。また、フランス音楽リサイタル(マレ、フォルクレ)を開催。その後、16、17世紀のスペイン語とラテンアメリカ音楽に特化した「ラ・ボス・ガラナ」アンサンブル、チェンバロ奏者エヴァ・デルカンポと「レゾン・ハルモニク」を結成。アコーデオン奏者グレゴリー・ダルティンと2014年に「デュオ・コッパ」を作成。アンヌは「ポル・デザール・バロック」(トゥールーズ)の教授として、ヴィオラ・ダ・ガンバの指導を担当。

アンヌはプロモーションで波打ち際でアーベルを弾いたりしています。全体にエバ・ハイニッツへのオマージュを感じたので。


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