エバの末裔たち、プファイファーのガンバ協奏曲
もしかするとプファイファーの同曲は録音も多くなく、動画も初物かも。フクロウのタトゥーのあるガンバ奏者。経歴を見て思いましたが、勉強もたくさんしないといけません。ガンバはチェロではなく、ガンバの音でなくては----そうした使い分けがどうなっていくのか楽しみに。
古楽の音楽祭などはポーランドやロシアに広がっています。このプファイファーは、モスクワのトレチャコフ美術館の展示室のひとつブルーベル・ホールが会場らしい。
J. Pfeiffer: Concerto A major for Viola da gamba
Henrikke G. Rynning, Viola da gamba
Dmitry Sinkovsky & La Voce Strumentale
Johann Pfeiffer (1697-1761)
Concerto in A major for Viola da gamba, two Violins and Basso continuo
1. A tempo giusto
2. Allegro
3. Largo
4. Allegro
Vrubel Hall, Tretyakov Gallery
Vivarte chamber music festival 2019
ヘンリケ・ライニンクHenrikke G. Rynningは、1981年にノルウェーのスタヴァンゲルで生まれました。オスロでモダンチェロのトレーニング後、オランダでバロックチェロの学士と修士号を取得。ヤープ・テル・リンデンとビオラ・デ・オッホに師事しました。 ミネケ・ファン・デル・ベルデンMieneke van derVeldenにガンバのレッスンを受けます。その後、ヘンリケはバルセロナのESMuCでマスターコースを修了、ブルーノ・コセにバロックチェロとバスバイオリンを学びました。その後ジュネーブ州立大学でガンバのバレストラッキGuido Balestracciのマスターコース。卒業して「Michel et Marinette GROUX-EXTERMANN」賞を受賞。室内楽奏者として、スタヴァンゲルバロックとパウルスバロックで活動し、アンブロネのヨーロッパ文化センターで若手アーティストとして名誉あるレジデントを獲得したアンサンブル・ソプラ・イル・バッソの創設メンバーです。