コレクション ガブリエルのコーヒー、最近のミラノが舞台
現在放送中のNHK海外ドラマシリーズ「DOC」のワンシーン。
内科チームのひとり、エチオピア出身の青年医師が婚約者の親族に挨拶しにいくシーン。かれには故郷に会ったことがない許嫁がいます。かれはその家から援助を受けて、ミラノに留学し医師になり、帰郷して新領事をを開くことが決まっています。かれは自分を助けてくれた後輩の研修医をスカラ座に連れていったりします。そして、やっと同期らしい同僚医師と打ち解け交際を始めます。そんな矢先に「忘れるな」といわんばかりに支援者から呼び出されます。
この医師のエピソードはもうひとつ。イタリアに渡航するときに人身売買組織に騙され奴隷扱いを受け、心身ともに傷を負っています。自分を騙した組織のミラノ側の首謀者が患者として運び込まれ治療と復讐の間で葛藤します。
エチオピアは植民地化されたことはありませんが、イタリアに占領された時代があります。
かれの名はガブリエル(言葉を伝える者)、ラファエル(癒す者)ではありません。