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コレクション 息子の嫁はコーヒー屋を開きたい完結編

最終回のBGM、バッハのコラール前奏曲「われ汝に呼ばわる、主イエス・キリストよ」BWV639のピアノ版(編者不明)とシューベルトの「楽興の時・第3番」。ますます大船調かしら。

NHKプレミアムのドラマ「今度生まれたら」が7話で完結しました。
息子の嫁はどうなったか?心配です。
開業に向けて、親切な老舗コーヒー専門店風で修行中でした。

ニカラグアはないけれどグアテマラならあります、と母は娘に。
どうも焙煎機は店内にはなく、サイホン抽出の店です。
ここでの修業から、この店が目指す開業のモデルと判断はできません。ただこうしたレトロ調の喫茶店は働き方改革以来人件費に悩まされ、おそらく後継者不在にも苦しんでいるでしょう。もしかしたら、オーナーは丸ごと買ってほしいと思っているかもしれません。
いずれにしても、この嫁が通った専門学校では、バリスタというのは、ペーパードリップやサイホンでコーヒーをたてる人のことを指している様子。
もっとも、世界中に増殖しているスペシャルティコーヒーを扱うマイクロロースターは、ヨーロッパのカフェの末裔ではなく、イタリアのバールの子どもでもない、このドラマでロケされたような、日本式の喫茶店、コーヒー専門店、自家焙煎コーヒー店の係累のようです。せっかく学ぶなら、もっときちんと味香りについて、焙煎抽出の技術について、学べばよいのに。


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