とにかくこの10年近く、ほとんど韓国の映像作品とは距離をとってきました。意欲的に鑑賞していた時代の感想文を集めてみました。
メモ1
この頃----ジェイソンライトマンとニックカサベテスという2代目監督の映画と出会いました。ハリウッド式から距離をとった若手だったかも。
メモ2
wiki検索1----世界三大映画祭と言われるカンヌ国際映画祭(パルム・ドール)・ベルリン国際映画祭(金熊賞)・ヴェネツィア国際映画祭(金獅子賞)では、2009年現在、韓国映画は最高賞を受賞しておらず----へーっ!です。
wiki検索2----ニューウェーブ:韓国の映画史において重要な出来事が3つあった。1992年、サムソンが出資した en:Marriage Story が初の政府出資でない映画として制作された。1999年『シュリ』が公開され、韓国における興業収益の50%以上を獲得して大成功を収めた。3つ目の出来事として2001年の『猟奇的な彼女』が韓国映画史においてもっとも人気を収め、海外でも成功をおさめた。‥‥「政府出資」って。うーん考えみれば、「シュリ」「猟奇的な彼女」ともキム・デジュン政権(第15代大統領:在任1998年-2003年)下です。
メモ3
この頃----「画皮」「武侠」でドニー・イエンと出会いました。韓国の美男俳優が画一的に映りました。
メモ4
この頃----2014年元旦「ゼログラビティ」「ハンナアーレント」2本立て。同年4月「ある精肉店のはなし」に出会いました。
メモ5
韓国映画は以前から120分超えが定常的でした。省略の工夫が足りないと感じます。物語に忠実に過ぎ、映画館映画の独自性が弱いと感じます。
メモ6
太字を読み返しながら、時期時期に観た他の世界の作品と比べて、映像表現の総合的レベルが向上しているのに、無理している感じが痛々しく、暗闇で共有する体験としては、大層辛いものに感じました。「容赦なき」韓国映画についていけなくなりました。