42. わたし、欲しがり。
誰に言うのも
ちょっと恥ずかしい気がして
ここにこっそり並べます。
わたしね、
もっと欲しがりになりたいなって思った。
自分で自分のこと
無理だとか
できっこないとか
向いてないとか
この程度でいいやとか
今のままで
楽なところで 中途半端でいいやとか
そうやって決めつけて
諦めているところ、たくさんある。
もう少し、
自分の未来に期待したっていいじゃないか。
もう少し、
自分の未来を信じてみたっていいじゃないか。
もっともっと 貪欲に
求めなければ得られない。
あなたは、あなたが思ってる以上の
可能性があるかもしれないでしょ。
本気で欲しがって 手に入れようじゃないか
本気で欲っするから 努力する
わたし、わたし、進め。
なりたいものになれ。
進め、進め、わたし。
未来を手にするのだ。
そしてまず、ひとつめのなりたがり。
わたし
見てもらうのでなく
みせる演者になりたい。
舞台は一度入れば出られぬ箱。
つまらなくてもある程度
お情けで見てくれる慈悲深きお客さま。
お辞儀をすりゃあ、その「頑張り」を称える拍手。
そうじゃなくて。
本物がほしい。
頑張りじゃなくて、心を揺さぶった時にだけ
感動を伝える拍手がほしい。
本物になりたい。
その場所にしっかりと立って、「台詞」じゃない言葉を吐きたい。
そこにありたい。存在したい。
そのために。そのためには。
…わたし、やっぱり
表現するからには、誰かの心に残れるような
そういう人になりたいようです。
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