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港町に惹かれつつ

今日は、妻と一緒にドライブがてら、三津浜に行って来ました。

先月末に、店舗付きの古い家を買って以来、久しぶりの三津浜でしたが、

三津浜はやっぱり、空気が美味しく、のんびりしていて、居心地のいい町でした。

すぐ近くには、古くからある港もあって、なんとも言えず、ノスタルジーを感じますしね。

それはまるで、フランスの古い港町である、マルセイユの景色にも似て、魅力的で懐かしく。

あるいは、レイモン・サヴィニャックが晩年移り住んでいた、トゥルーヴィルの港のように。

と言うのは、さすがにちょっとオーバーですが、なぜかしらん、そんな妄想がふくらんで。

三津浜とフランスの港町が、僕の中で繋がって、映画のようにオーバーラップするのです。

いつの日か、パリはもちろん、フランスの港町にも、妻と一緒に行きたいなあと思いつつ。

ところで今日は、古物商仲間のYさんと、待ち合わせをして、久しぶりに会って来ました。

Yさんとは、十年来の付き合いですが、実際に会うのは、かれこれ、三年ぶりになるでしょうか。

久しぶりに会うYさんは、少し痩せた印象でしたが、以前と変わらずユニークで、とても元気そうでした。

Yさんには、古民家の中を見てもらい、置いてあった道具など、埃だらけのうぶだし品を買ってもらいました。

それから今日は、店舗の中を掃除して、表の草を少し抜き、ご飯を食べたその後で、甘い氷菓子も食べました。

パリジャンが、甘いものに目がないように、僕もまた、甘いものには目がなくて、食べずにいられないのです。

と言うわけで、今日もお店のリノベーションは、結局のところ、何も出来ずに、時間だけが過ぎて行きましたが…。

それでも僕の心の中では、ブックカフェのイメージが、日毎に大きくなって来て、ふくらんでいるのもまた事実。

それはまるで、パリの街に浮かぶ、赤い風船のように。あるいは、パリの空に舞い上がる、大きな気球のように。

だけど、あんまり大きくふくらんで、破裂するのも怖いので、妄想するのも程々に、気をつけたいと思います^ ^

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petit chaton/錆猫本舗+別館/星川孝
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