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蚤の市を終えながら

月日が経つのは早いもので、今日から十一月。ふと気がつけば、今年もあと二ヶ月を切りました。

ここ最近は怪獣も去り、秋もようやく深まって、本格的な冬の到来も、近づいている気がします。

真夏の烈しい怪獣ならぬ、真冬の冷たい冬将軍も、旅の支度をはじめているのかも知れません。

と言うよりもその前に、世界中のサンタさんが、クリスマスの準備に取りかかっていることでしょう。

もちろん、中にはおそらく直前になって動き出す、のんびりしたサンタさんもいるとは思いますが…。

サンタさんのお仕事は、やっぱり準備が大切で、その準備が出来てこそ、成立しているわけでして。

子供たちへプレゼントを用意するのはもちろん、トナカイたちのお世話や、赤い服や帽子の準備も。

それから、煙突から入ったり出たりするために、日頃から、体力もつけておかなければなりません。

だけど、よくよく考えてみれば、どんな仕事も、そういう準備が、やっぱり大事なんだと思います。

たとえば、僕が今やっている絵本屋さんや古物商の仕事も、それがやっぱり必要不可欠と言いますか。

前もって準備をしておけば、お店をオープンしてお客さまがいらしても、対応することが出来ますし。

ヤフオクやメリカリの出品も、準備をちゃんとしておけば、後でそれほど慌てることもありません。

だけど、先のことを想像して、いろいろ準備をしたものの、結果的に意味のないこともありますが…。

それでもやっぱり、出来る限りの準備をちゃんとしておけば、安心感や気持ちのゆとりも生まれます。

ちなみに、先月はじめの日曜日に、松山市の城山公園で開催された蚤の市の準備は、ほぼ完璧でした。

と言いたいところですが、八割ぐらいは出来たものの、準備は不十分のまま、本番の日が訪れました。

その日は晴天に恵まれましたが、結構暑く、二人とも汗だくになりながら、露店の設営を行いました。

petit chatonとして、今回はじめてのイベントだったので、頑張り過ぎて、焦っていたのもありますが。

準備が足りずに、思い描いていた通りには出来ず、はっきり言って、朝からずっとバタバタでした。

にもかかわらず、開店前にはお客さまが一杯で、その後もずっと途切れることがありませんでした。

当初の計画では、設営を終えると、イスに座ってのんびりと、お客さまを待つ予定だったのですが…。

次から次へとお客さまに来ていただき、のんびりするどころか、休む暇もほとんどありませんでした。

商品の整理や、品出しをしたくても、その余裕や隙間もなく、さながら、カオスのような状態でした。

途中で、友人夫婦が手伝いに来てくれたので、トイレ休憩や知人への挨拶はなんとか済ませましたが…。

とにかくこの日は、想像を絶するぐらいに忙しく、暑さと疲労と困憊で、倒れてしまいそうでした。

が、その日の売り上げは、これまで出店したどのイベントよりも多く、過去最高の売り上げでした。

わかりやすく言うと、petit chatonの一ヶ月分の売り上げを、たった一日であっさり超えたぐらいです。

と言っても、わかりにくいと思いますが、諸経費や仕入れ代を全て引いても、十万円はざっくりと。

これもひとえに、お店の商品を買ってくださったお客さまのお陰だと、感謝の気持ちでいっぱいです。

並びに、このイベントに誘ってくださった主催者の方や関係者の方々にも、とても感謝しています。

そして出来れば来年も、このイベント(ニューレトロノミノイチ)に出店させていただきたいなと。

その時こそは、もっと準備を万全にして、余裕を持って、楽しみながらやってみたいと思っています。

設営の仕方や、商品の並べ方も、あらかじめもっと計算して、魅力的な露店をオープンしたいなと。

それこそ、クリスマスというハードな行事もやりこなし、子供たちに夢を与えるサンタさんのように。

まあ、そうは言いつつ、その時が来たら、なんだかんだで、やっぱりバタバタするかも知れませんが…。

これを機会に、これからは、他のいろんなイベントにも、積極的に参加出来ればと思っています。

レトロ系やアンティーク系の蚤の市だけでなく、大きなフリーマーケットや、本のイベントにも。

はたまた、地元の小さなイベントにも、ピンと来るものがあれば、参加させていただきたいなと。

それから、僕たちが憧れている広島蚤の市のような、もっと大きな蚤の市にも出店したいのですが…。

petit chatonのようなお店にお声がかかるわけもなく、今はこうして遠くから、そっと夢見ているのです。

そんな夢を抱きつつ、petit chatonは、いつものようにのんびりと、お店をオープンしております。

愛媛県の松山市にあるすみれ野団地の隅っこで、好きなモノに囲まれて、猫と一緒にまったりと。

そして時には、好きな音楽を聴きながら、ネットの作業もサクサクと、店主の仕事もきっちりと。

お客さまに楽しんでいただきたいのはもちろん、僕自身も楽しみながら、モノを販売しています。

フレンチテイストのモノから、アメリカンなモノまで、日本にはない外国のモノを、いろいろと。

レトロ可愛い外国の絵本や雑貨をはじめ、映画関連の紙モノや、ジャズのレコードもございます。

ほぼ新品のモノから、経年劣化の味があるシャビーなモノまで、比較的リーズナブルなお値段で。

そんなお店の商品は、インスタグラムやフェイスブックやXなどでも、いろいろ紹介しています。

通信販売もしておりますので、欲しい商品がありましたら、お気軽にお問い合わせくださいませ。

実店舗も、特に用事がない限り、年中無休でお昼頃から夕方頃まで開いているので、お気軽に^ ^

ところで、お店の猫はどうしているかと言いますと、相変わらず、こうしてまったりしています^ ^

P.S. 錆猫本舗の別館も、リニューアルオープンを目指して、今現在、準備をしているところです。

と言っても、全ての準備を、ずっと一人でやっているので、準備がなかなかはかどりませんが…。

十二月にはリニューアルオープンをする予定なので、気になる方は、気軽にいらしてくださいね^ ^

retro book shop petit chaton
外国のレトロ可愛い絵本と雑貨
愛媛県松山市 石風呂町 50-5
年中無休お昼頃から夕方頃まで
看板猫もお客さまを待ってます

古本古雑貨 百円均一 錆猫本舗
愛媛県松山市住吉 2丁目 3-4
隣の古着屋さんが開いていれば
週末等に無人で営業しています

古道具古雑貨 錆猫本舗/別館
愛媛県松山市住吉 2丁目 3-3
リニューアルオープンに向けて
現在準備をしているところです

携帯電話 080-5663-3516
星川 孝(Hoshikawa Takashi)

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