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人間関係で無意識に取り引きを持ちかける「隠れ自己愛」とは?

こんにちは!
対人恐怖、自己否定など心の問題や悩みの根本解決をサポートする
心理セラピストの白鳥大介です!

今日は最近セッションで出てくる「お世話グセ」について。

もちろん困っている人を助けたり、無理ない範囲で見返りとかなく人のお世話することは全然問題ないですが、自己犠牲が伴ったり、別に頼まれてもいないのに可哀想な人を見つけてはお世話がやめられないというテーマでのお悩みは結構あります。

こんなふうにお世話をすることで感謝されたい
必要とされたい
愛されたい
というお世話や自己犠牲と引き換えに相手から愛情や感謝、関わりを無意識に取り引きしようとする、そんな傾向のある人を「隠れ自己愛」って言います。

それほど関わりや愛情に飢えていて欠乏感が強い、かといって、それを幼少期に素直に求められなかった人に多く、お世話で相手をコントロールしたいと言うなのエゴが隠れているのが特徴です。

でも、それは本人も自覚なく、かつ善意のつもりでやっていることも多いので、自分が無意識に相手の境界線に侵入して支配的になっていることに気づかず、人間関係がうまくいかない理由に気づけない人も多いです。

また、相手が思い通りにならないと無価値感や無力感を感じたくないので、自分はこんなに頑張っているのに!と怒りにすり替えてしまいがち。

だから、人間関係トラブルにもなりやすかったりするのですが、そんな苦しい人間関係パターンを繰り返していることに気づいていてもお世話がやめられない人が多いです。

怒りを伴うお世話グセにはご注意を。
自分の欠乏感に向き合うことが大事です。
気づいたら自分が自分を満たし、自分の人生に集中することが手放す第一歩。

逆に相手の過剰なお世話に気づいたら、境界線を意識して時に断る勇気も持つことが大事です。

そして、何より僕自身がかつてはこの「隠れ自己愛」でした。
人の下手に入って、嫌われないようにお世話していました(笑)。
僕も気をつけます(^_^;)。

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