オンラインレッスン【05】シンクルーム
NETDUETTO β2(ネットデュエット)からSYNCROOM(シンクルーム)へ
前回の、「オンラインレッスンしました!【04】」で紹介した
NETDUETTO β2(ネットデュエット)やZOOMについてもう少し詳しく説明します。
ネットデュエットの優れている所は、音質が良く、音の遅延がほとんどなく、簡単に使えるということです。しかし映像は送受信できません。
ZOOMやSkypeの優れている所は、音声と映像が同時に送受信できる、スマホアプリとしても簡単に使えるということです。しかし音声は遅延しますし、音質もイマイチです。
(音声の遅延は、会話する程度ではほぼ問題ありませんが、音楽目的で使用するとズレまくってアンサンブルなどは全然無理なレベルです。)
ネットデュエットとZOOM、Skypeを合わせて使うことによってお互いの欠点を補い、より快適に音楽のやりとりができます。
自分はネットデュエットを、パソコンの音楽ソフトDAW(studio one やCubase)を使用し、VST (DAWの機能拡張)として使ってます。DAW内の音源の音がそのまま送信できたり、オーディオインタフェースにつないだエレクトーンやマイクの音をDAWのエフェクトを通して送信できたりします。
DAW内でBGMを流しながらマイクでカラオケを送信なんてことも、ループバックとかのややこしい設定をしなくてもできます。
今年の6月にネットデュエットは「SYNCROOM」というソフトに進化します。ネットデュエットの内容に、とても便利な録音機能などがプラスされます。
「SYNCROOM」になっても無料で使える点も素晴らしいです。
5G時代になるともっと快適に、より簡単に通信ができるようになると思いますが、広く浸透するまでには、まだしばらく時間がかかりそうですね。