少しだけ外側へ
昨日に現役学生からの仕事相談会のことを書いたが、そこで参加した一人から是非もっと話を聞きたいということで、今日、その続きをやることになった。昨日の話のなかで以前書いたことを念頭に置いた話をした。
自分が安心だと思っている領域から一歩踏み出してみること。はみ出すのは少しでいい。その少しを日々行っていくことで、気が付いたら遠くに来ていると思う。
質疑応答の話の流れで、そんなようなこと言った。(話は飛ぶが)ランニングの話と同じで、たとえば、今週30km走ったとする。では、翌週、いきなり2倍の60kmに上げたらどうなるか。まず60kmも走れないかもしれない。60km走れたとしても、大きなダメージを負ってしまい、翌週は0kmになってしまう。これではせっかくの60kmが次に生かされなくなってしまう。これと同じだ。
自分が普段行っている行動から少しだけ違うことをしてみる。少しだけならストレスもそこまで大きくかからない。それができるなら、その次はもう少し外へ。そういう感じでいいのだと思う。直接話したいと言ってくれた学生はもともと積極的な人だったのかもしれないし、あるいは昨日の自分の話でやってみようかという気になったのかもしれない。話をしてみたいと意思を表明することは大切だし、その結果はその人にしかできないストーリーになり得る。
学生は最低限の礼儀さえ持っていれば、もっと図々しくお願いしてみればいいのである。社会人も真摯に向き合ってくる学生を無下にできないはずだ(もし、そんな社会人がいれば、その会社は学生のほうから願い下げればよい)。オンラインでなければ実現しなかった話なので、この情勢がそうさせてくれた繋がりであるなと実感する。何か、実りあるものが一つでもあればいいなと思う。
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