決断疲れ
些細な決断でも積み重なるとそれなりのストレスになる。ビジネス書などで聞き覚えのある事象だ。ダイヤモンドオンラインの記事やWikipediaにも、それをテーマにした内容が記されている。
大きな決断をする経営者ほど、普段の行動での決断を減らすように努めている。たとえば着る服。シンプルなシャツとパンツのスタイルが定番の経営者たちを私たちはよく目にしてきた。NormalとCoreを組み合わせた、ノームコアと呼ばれるそうだが、日常の決断を減らす工夫を自然としているのかもしれない。
ここ最近、決めることが多い、もしくは大きなことを決めなくてはいけないといった日は、やはり1日の終わりになるとぐったりと疲弊している。自分ではいつもと変わらないつもりだが、体は正直である。そういうサインを見逃してはならない。
まず自覚すべきことは、人間は決断し続けていると疲れてしまうと認めることだと思う。決断は無限大ではない。重要なことを決める日は、他に何も決めないようにする。経営者のそれとは比較にならないかもしれないが、自分たちにだって重要な決断をするときが訪れる。それが事前にわかっているのであれば、スムーズな決断ができるように自分で自分を誘導してあげることが、案外大切なのかもしれない。
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