会議での役割
会議の進行というと、進行役(ファシリテーター)、書記、タイムキーパーなどある。そこに、たとえば全体への発表役などを追加したら、会議の参加者の多くが何かしらの役割を担うことになる。
今日はオンラインでミーティングをしたのだが、初めて議論をするメンバー同士だったため、なかなか最初から打ち解けるには大変だった。というか、アイスブレイクの前にすでに話し合う議題が与えられていたため、お互いのことをよくわからないまま進んでいった。
もともと15名くらいの参加者がいて、それを3グループに分けて5名ずつくらいで話し合いをした。進行役を引き受けた人が全体への説明も兼ねていたため、意見を固める方向に意識が行ってしまい、ほとんどミーティングの体を成していなかった。参加者全員に話を振らなければならないが、2人の(よく喋る)人で話し合いが進んでいったからだ。
オンラインに限らず、ミーティングではなるべく全員1回は発言するようにしたほうがよい。傍観者でいるならば、ミーティングに出た意味が持てない。そして、そのためには話題の流れを読んで、参加者に話を振る人、つまりファシリテーターが重要である。今日の場合、うまく話を振れなかったのもそうだが、やはり最初の役割決めの時点で、一人に役割が多く行ってしまったことを反省すべきだった。その人が最も年上だったから、任せてしまったが、やはり役割は一人ひとりに分散すべきだった。
新しいことを始める時に、若い人の力は絶対に必要だと思う。新しい感性を持った人たちが作っていかなければすぐに時代遅れになってしまうからだ。そんな人たちを上手にリードして話をしてもらうのが、年長者の役割では無かろうか。今までの年功序列では出来なかったスピード感や案を、この取り組みを通して実現させてみたい。そんな可能性を秘めているからこそ、会議の役割というところで引っかかるのは、ちょっと勿体なかったなと思っている。
とはいえ、途中から少し軌道修正を掛けてみたため、全員話すことができて終わった節もある。まだまだ始まったばかりだから、時間を掛けてじっくりといきたいところだ。