迷ってるなら支援学校に行け。という話
私たちは迷っていた
去年のこと、そう、子供が小学校に進学する歳
「いや、小学校とか行ける気がせん」
だがしかし、その選択は刻一刻と近づいてくる
・小学校・・・?保育園でも疎外感すごいけど・・・
・小学校・・・?座って授業を聞く?
・しょうがっこう・・・?(思考停止
など、まぁ絶望しか感じないわけです。障害児育児は一体いくつもの絶望を感じたらいいのでしょう
とはいえ、支援学校というのも実際自分が行ってないところなので、どんなものなのか想像もつかず
もうこれはどっちも実際見てみるしかない!と思い、とりあえず普通ならいくべき地元の小学校に息子と二人で個人説明会、見学会へ
・・・
うん。絶対無理。
なんでみんなこんな忙しそうなん
小学校ってこんな忙しそうやった?
マジで全員天才児にしか思えんかった
ここは無理だ・・・このスピード感には絶対ついていけない・・・
色々話し合った結果、
「もう支援学校に決めよう」
ということになった。
行っている保育園や療育の先生に「どっちがいいと思いますかね」と聞いたら、明言はしなけどなんとなく「支援学校いいと思いますけどねぇ」
という感じだし
そんなこんなで色々手続きを済ませ、体験会(?)へ
・・めちゃくちゃすごない?
・・・先生の数多すぎへん?
・・・息子、めちゃくちゃ楽しんでない?
それを見て思いました
迷ってるなら絶対に支援学校の方がいい
そう思った点は2点
・先生がしっかりと障害についての知識がある
・人手が多く、合理的配慮が行き届いている
ここが素晴らしいと感じた。
先生たちも余裕がない中ではあるが、子供達への「配慮」について大きくリソースを割いている(配慮および合理的配慮についてはまたいつかまとめて触れたい)
これは普通の小学校では無理だろうな、と感じたし、もうこの体験会で「勝ち確」を感じた。
支援学校、サイコーやん
支援学校に関して、やはりネックになっていたのは
知らんかっただけ
もうほんとこれ以外ない。
親に聞いてもわからねえよなそりゃ
支援学校行ってねえんだもん
そして4月。息子は晴れて支援学校へ
私の人生で自分の息子が支援学校にお世話になるとは思いもしなかった。
初めは戸惑っていたものの、徐々に慣れていき、1ヶ月、2ヶ月と経ったころ
「こんなに自信ありましたっけ?あなた」
というくらい自信満々に育ち、保育園の頃とは比べ物にならないくらいの成長を見せている
全てにおいて、成長度合い、自信の付け方が半端ではなくなっている。
なんなら自信をつけすぎて順当に「クソガキ」に育っている(いい意味で)
これを見て思うのは、この子達にとって安心して自信をつけられる環境がどれほど大切であるか、ということが実感してわかった。
保育園は嫌がっていたのに(いや、保育園もめちゃくちゃいいところだったよ)
支援学校は進んで行くようになってるし、クラスではリーダー的存在らしい
いやいや・・・