![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/171799514/rectangle_large_type_2_c17df89e1f14f45b4a43317f0426bbd6.png?width=1200)
両親が実家を売却した日、じぶんの暮らしと働き方を考え直した
少し前のことですが、両親が家(私にとっての実家)を売却しました。
突然決まったことだったので寂しさと動揺はありつつも、心のどこかで「よかったな…」と安堵したのが正直な気持ち。
普段のnoteとは少し異なる内容になりますが、今回の実家売却を通じて「これからの生き方や暮らし方」について改めて考える良い機会になったので、記録として書き残しておこうと思います!
実家を売却することになった経緯
ここ数年、友人や知人と話していると「実家の売却や整理」の話題がよく出るようになりました。
北海道出身の私の場合は特に、友人・知人が北海道から本州に出てきている人が結構身近にいるので、会うと実家のことについて結構話す機会があります。以前から話題にのぼることはありましたが、正直どこか他人事のように感じている部分も。
まさか2024年末に自分の実家がなくなることになるとは思っていなかったのですが、今回急遽決まったのは、同居していた祖母が施設へ入居することになったことが大きかったです。
両親二人だけで暮らすには、一軒家はあまりにも広すぎる建物。その上、車が必須の立地で、階段が多く、冬には雪かきが欠かせません。
祖母が自宅を離れるという出来事は、今まで蓋をしていた家の売却という出来事を大きく加速させることになりました。
子どもや周りの人に整理整頓を依頼すること、モノを残すこと
今回私にとっては、今後何かあった時に慌てて実家の建物や荷物の整理をしなくてよくなったというのがかなり大きいです。
片付けのため11月に帰省した際、あまりの物の多さに言葉を失いました。
そして片付けの過程で、兄弟間で「何を捨てるか、残すか」といった些細なことで揉める場面もありました(今は解決済み)。もしこれが相続問題に発展していたら…と考えると、何だか色々と考えてしまいますね。
やっぱり揉めたくないし、揉め事に巻き込まれたくないので、両親が健在のうちに一つ大きな問題が片付いて、今はとにかくほっとしています。
自分が年をとって、もし娘に今の家や私の荷物の整理をお願いする立場になったとしたら…もうそれだけで申し訳ない気持ちになるし、30代の今からモノを持つのは最低限にして、定期的に断捨離・整理整頓をしていこうと決意しました。
「いつか使うはず」「子どものために取っておきたい」この気持ちって、素敵なんだけれども、先のことを考える時には少々厄介な気もしていて。
最近は心を鬼にして、すっかり断捨離モードです…!笑
早速、自分の古いデスクと使っていなかった植物用の棚、座椅子、腹筋マシーンなどなど色々と捨てることに。まだまだ眠っているものや実家から持ち帰った学生時代に使っていたものが溜まっているので、春先を目処に片付けを終えたいなぁと思っています!
年老いてからこそ職場近くに住むことがいいのかも
これまで両親は車で職場まで通勤していました。
片道20分程度(冬は倍以上かけて)。年を取ってくると車の運転は家族としても心配です。特に冬は吹雪で前が見えない、道が狭い(道がない)場所を運転するのは雪国ではもはや当たり前。日常のことかもしれないけれど、やはり心配は心配でした。
今回、職場(自営)の近くにアパートを借りたことで、徒歩通勤が可能になり、車の運転は買い物や通院、仕事で必要な時だけになりました。
運転の回数が減ることも心配でしたが、それ以上に毎日長距離を運転するリスクの方が気になっていたので、今は少し安心しています。朝のラッシュの時間帯の運転がなくなったことで、ゆっくりとできる時間が増えているようで、そこもなんだかよかったなぁと。
私自身は今基本在宅で働いていますが、いつまでこのお仕事があるのか、続けられるのかわかりません。でも今回の件を通して感じたのは、年をとってからも在宅勤務は継続したい、年を取ったからこそ、住居接近の環境に身を置きたいなということです。
幸い今は車は不要な生活を送っていますが、いつまでこの家に住めるかはわかりません。夫の転勤もいつあるかわかりません。
もしかすると車移動が必要な地域に引っ越す必要が今後出てくるかもしれないので、これからの暮らし方は特に考えるようになりました(ちなみに私は免許を持っていないので、もし車社会の地域に引っ越すことになったら、まずは取得からしないとですね…!)
年を取ってからミニマルな暮らしをすること
母は昔から、あまり物を買わずに長年同じ物を使い続ける習慣があります。
小さなアパートに移り住み、より物を減らしてミニマルな暮らしになったことで、母は何度も「とても快適」と連絡をくれました。
一方で父は少し新しい生活に戸惑っている様子。最後まで実家を売るのは少し抵抗があったようです。でも今後のことや身体のことを考えて決断をしていました。年をとってから新しい場所に住み始めるのって、人によってはとても大きなストレスになると感じています。
両親の対照的な姿を見て、自分が年をとったときに住居を変えることや断捨離をすることについて考えてみました。
60代・70代になってからモノを整理すること、住居を変えることの大変さは私の性格的に結構ストレスになるんじゃないかなぁと。
今のお家に住み続けるかはわからないですが、やっぱりモノは定期的に断捨離して、住み続けられる住まいを維持したいなと感じています。そして、できればここに住み続けたい…!
モノを買う癖を考え直した
モノの断捨離や整理整頓はもちろんですが、そもそも「すぐに買い物をしない」ということを、今後はより意識していきたいなと。
・料理をするときは食材をわざわざ買いにいかずに、おうちにあるものを組み合わせてまずは作ってみる
・収納系はお家の中の物で代用できないか考えてから買う
・日用品や化粧品はストックを持ちすぎない
・セール/格安のお店に惑わされない
・衝動買いはしない
などなど。当たり前といえば当たり前のことかもしれないですが、私はこれまで全然できていなかったなと…(反省)
あまりにも慎重になりすぎて、必要なものを必要なときに買わないのも不便になってしまう、でもすぐ買うのも「うーん」という感じで、このあたりの買う買わないの判断基準、結構難しい!
今は「その時の自分に本当に必要かどうか?」で決めていますが、考え始めると、全部「いや、今はいらない」になってしまって、結局考える時間が増えてしまっているんですよね。このあたりはもう習慣化するしかないのかなぁ。今も試行錯誤しつつ、買い物の習慣は見直しております!
これからも快適な暮らしを目指して
今回の実家の売却を通して、今後の生活スタイルや働き方など、ほんと〜〜によく考える良いきっかけになりました。
母が「今の生活が快適」と言っているのが、とても素敵だし嬉しいなぁと感じます。私も母のように「今の生活が快適」と言えるように、今後も定期的に整理整頓・断捨離しつつ、買い物基準を見直していきたいなと思っています!
いいなと思ったら応援しよう!
![サキ@短時間正社員×フリーランス](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/111984852/profile_69d4537d698711d1749eeb3bf0ab5f63.png?width=600&crop=1:1,smart)