私の強迫性障害について
今回は私の2年ほど前から付き合っている強迫性障害という病気について話します。
話というかほぼ自分のための記録です
【縁起恐怖】
強迫性障害にも様々な種類があって、例えば手を洗うのがやめられない、鍵をかけたか心配で何度もチェックしてしまうなど。
その中でも私が診断されたのは「縁起恐怖」という種類の強迫性障害です。
私の症状についてはこれから細かく紹介します。
・家族に対しての縁起恐怖
親にベッタリだったりまだ幼い子って親が出かけた留守番の時など親が恋しくなって泣いてしまう時があるじゃないですか、齢17にしてそれがまだある。
帰りが遅いと事故にあったのかもしれない、何科に巻き込まれたのかもしれない、何かあったら、死んだらどうする?かなしい。私も死ぬしかないという思考になることが多い。
また、自分が学校にいる時や出先にいる間に家族に何かあったらどうしようと心配になる時があり一時期心配になり過ぎて授業が受けられない、出先で何度も電話してしまうなどの症状が出ていた。
ちなみに両親や姉妹は酷い持病などは無い健康体です。
親がいなくなったらどうしようどうしようと不安になっているが、最近は大切な人がいなくなったら私も死ねばいいか、という不安の解決策があるのでまぁそれで落ち着いている。
・1人で家にいる時
ちょっとした物音(ものが自然に落ちたなど)で誰かがうちに侵入したんじゃないかと、せっかくの一人の時間を酷く怯えて過ごす日が多い。
そして鍵の確認を何度も往復してしまう。
誰かが家に侵入したことがあるなどの経験は無いけれど、きっととても恐ろしいことだろうし怯えてしまう。
・殺人などの事件からの影響
殺人事件などの報道があると自分にも起こりうるのではないかと電車に乗ったり出かけるのが億劫になる。
でもこれに関しての脅迫行為は小さいのであまり気にしていないです。
・荷物確認
これは何度も何度もしてしまうので困る。
適度な回数なら良いのだけど、
何かを「忘れてしまう」か不安になる
では無く、
何かがカバンから「消えてしまっている」のでは無いかと不安になる
消えてしまう、カバンをすり抜けてしまうなど基本ありえないことで心配になる
・思考の盗聴
他人に私の思考回路が伝わっていないか、誰かに気持ちを読み取られないか不安になる。
特にセンシティブな事、薬などのいけないことを考えているときふとそう感じて不安になる
・性的な被害妄想
少し話すのは恥ずかしいんだけれど電車で隣に座った人に触られるのではないか、その他性的な被害妄想が膨らむ。
特に男性の教師に対して多く、考えたくないのに、考えてはいけないのに考えてしまう。
気まずさで死にそうになる。
これのきっかけは何となく分かっていて、
小学生時代のセクハラ男性教師だと思う。
あの時からおかしい。
・命令と脅迫行為
小さい頃から「早く𓏸𓏸しないと悪い事が起きるぞ」という頭の中の命令に焦燥感を抱いたり、命令に従ったりすることがある。
小学生の頃出先の御手洗にいた時に「早く用を済まさないと外にいる家族が酷い目にあうぞ」と聞こえてきた命令に焦り思い切りドアを開けたら人とぶつかってしまった事があったり、
最近は自分で昼食を作った時に食べようとしたら「作り直さないと外出中の母親が事故に遭うぞ」という命令に従いその昼食を捨てた事があった。
この命令は常に頭の中にあるが、命令に従うことはまだあまり無い(と思いたい)のでまだ重症ではないだろう。
・他人の失敗から怯える
出先などで赤の他人のすれ違いの人が何か落としてしまったり転んでしまうなどの失敗を見かけると自分にも起こるんじゃないかと不安になる。
例えばこの前、バスで段差に大きめの荷物を落としてしまった人を見た。
持ち上げるのを手伝って別れたがその後もし荷物が壊れていたらどうしよう、もし落としたのが赤ちゃんだったりしたら?自分にも起こるかもしれないと悩むようになる。
そして高頻度でこういう出来事がフラッシュバックするので厄介。
適度に心配するぐらいならちょうどいいんだけど、
ざっくりざっくり分けるとこんな感じです
また新しい症状が出たら追加するかもしれません。
これが別の疾患と一緒に発症したり引っ込んだりなので情緒がおかしくなりますね
最後まで読んでくださりありがとうございました。
みなさんもご自愛ください
では。