Resu
詩が集まって何かしています。 背景はときどき変わります。 (一時的に非公開になる詩はそのうち帰ってきます)
140字以内の小説をまとめました。 全作無料で読めます。有料版との違いは、目次+あとがきの有無です。
短編小説をまとめました。 有料部分に小銭を投げ込むと、投げなきゃよかったなーと思うような数行のあとがきが表示されるとか。
140字小説をまとめたものです。無料版との違いは、目次+あとがきの有無です。
ユリイカ2019年1月号で、ユリイカの新人が発表されています。結果としては、来年も投稿できる!(生きていれば) という感じでした。 ユリイカという雑誌は、詩にまったく関心のない人にもたくさん読まれている(というかボリューム的にそっちがメイン層)ので、掲載されたというだけでともかく目を通された可能性がある、という事実が大きいなあと思います。 以下、掲載作のタイトルをまとめてみました。 ユリイカ・今月の作品 投稿作 2018年2月号 特集=クトゥルー神話の世界 「投函」
断言の弾薬をつめた傘をさし 曖昧なすべての季節から 身を守っていると 空から人生が降ってきて 世界中に散り積もっていった みな必死で人生を取り除こうと 働きつづけ 季節も傘も忘れてしまう 薬莢だけが見つかって どこが撃たれたのかもわからない そうしてぽっかりと 空いた穴を抱え わたしたちは 空に還ってゆくのです
生存報告をかねつつ、昨日発売のユリイカ2019年6月号「今月の作品」で詩を選んでいただきました。2019年5月号では佳作をいただいています。
なきぐせのついた髪を切り ねこぐせのついた背を伸ばす 交代で足湯に浸かるように夢を待ち 夜となにかを交換して 眠りをもらう 失ったあとでは気づけないけれど 空白へは歩いてゆける そうだったと言いたくて おぼえに限りをつけました ふしぎを何度もさわりたい ひえて あたため とびはねたい 一瞬の別れを たえまなく繰り返して どこまでを わたしと呼ぶのか どうしたら あなたと呼べるのか からだのなかで そとをさがす 鼓動 しりたがっている
ユリイカ2018年12月号の「今月の作品」で詩を選んでいただきました。 編集部の皆様、選者の水無田気流様、読者様、一年間ありがとうございました。
ユリイカ2018年11月号の「今月の作品」で詩を選んでいただきました。 来月分の投稿は終わっているので、今年の投稿はおしまいです。
ユリイカ2018年10月号の「今月の作品」で詩を選んでいただきました。 今月はpanpanyaさんが寄稿されていて、おなじ雑誌に載ったことが嬉しさのピークでしたが雨で表紙が濡れてしまいトーンダウンしております。なぜなら表紙のカシワイさんも好きだからです。
放課後のような顔で目覚めると 世界は授業中だった わたしはひとり 窓を見つめ 中か 外か わからない場所でゆれている 夏の抜け殻を 硝子に写していた 長く 気づいていたわたしを抜けて うまれた影が 空を知りたがっていた 降り積もる からだを 浴びながら その先を 知りたがっていた
ユリイカ2018年9月号の「今月の作品」で詩を選んでいただきました。 今さらですが、バーフバリ二部作を鑑賞しました。映画館で観るべきという声が多かった理由もわかりました。(手遅れ) やっと6月号が読めます。
ユリイカ2018年8月号の「今月の作品」で詩を選んでいただきました。 毎回コピペのように報告してますが、感情の方は毎回大騒ぎしています。 いろいろ考えたあげく言葉が出なくなるので、同じような報告に…
夏と 海に ほんとうは 親和性なんてないこと 知っているのに ただ落差にふれたくて 熱さと冷たさに橋を架けた 混じり合えば ぬるいだけの その季節をあしもとに沈めて いくらでも歩ける気がしていた 突き刺さっても 流れ出しても なんなのかわからずに 気づけなかった言葉を 踏みつづけて 声は光っている 陽射しよりも きっと、強く
ユリイカ2018年7月号の「今月の作品」で詩を選んでいただきました。 今月はバーチャルYoutuber特集で、なんだかすごく売れてるようです。
発売中のユリイカ2018年6月号はバーフバリ特集で、観たいなーと思いながら観れてない映画なので特集内容はまだお預けしています。 それとは関係ありませんが「今月の作品」で詩を選んでいただきました。
長いだけのことばを分度器のように当て続けてきみは世界をはかっている それでわかるのは一日の退屈の角度くらいのものじゃないか 晴れたのは間違いでした 天気予報できのうを謝られたみたいな気持ちで きみはきみのかたちに裏切られてきたんだろう ぜんぶ細胞だなんて信じられない それぞれに命なんか持っちゃって わたしを絶対に除け者にしたくない神さまだから 有限と無限があるとか決めてしまう その二つはおなじもので 相反してなんかいないという 愛に反してばかりのわたしは何もかも信じたくない
ユリイカ2018年5月号「今月の作品」にて詩を選んでいただきました。(報告しかしていない…) 三度目にして三回とも思ったんですが、紙面に載ると印象がすごく変わります。
本日発売のユリイカ2018年4月号「今月の作品」にて詩を選んでいただきました。 3月号にも佳作としてタイトルを掲載していただいています。(なぜ今報告なのかというと、気付いたのが今日なので…)