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ビジネスにおいてデータの受け渡しを行う際には、安全性に十分配慮する必要があります。データの送受信(ファイル転送)を行う上で知っておきたいことを分かりやすくご紹介します。
企業内の情報資産をあらかじめ作られたルールに則って取り扱っているかどうかを把握するために有用なのが証跡管理です。本来は内部監査の際の証跡として用いるためのログの管理などを指しますが、そのことによって内部不正を防ぐことにも役立てられます。企業における、とくにITシステムに関する証跡管理の目的や重要性について解説します。 証跡管理とは 証跡管理とは、ITシステムを使った処理や業務プロセス、従業員の行動などがルールに従ったものであるかどうかを示す証拠を管理することを指します。証跡
ビジネスメール詐欺は、多くのビジネスがデジタルコミュニケーションをベースとして行われている現代だからこそ成り立つ犯罪行為です。その存在が知られるようになって数年が過ぎていますが、今も被害を受ける企業が後を絶ちません。メールを利用して巧妙な罠を仕掛けてくるビジネスメール詐欺の手口や事例、対策について解説します。 ビジネスメール詐欺とは ビジネスメール詐欺とは、自社の経営者層や取引先の担当者になりすまし、偽のメールを送って入金を促すことで企業に金銭的被害を与えるサイバー攻撃です
特定の企業や人をターゲットにして、社内メールや外部からの依頼・問い合わせを装ったメールを送りつける「標的型攻撃メール」の被害が増加しています。標的型攻撃の概要と手口、見分け方、被害を防ぐ対策などについて解説します。 標的型攻撃メールとは 標的型攻撃メールとは、特定の企業や組織、人にターゲットを絞り、業務メールを装うなどして送られるメールのことです。その目的はマルウェアを感染させることやアカウント情報を入手することにあります。 近年、標的型攻撃メールによる被害は業種や企業の
近年、サプライチェーン攻撃と呼ばれるサイバー攻撃が急増しています。その特徴は大企業のみが狙われるのではなく、中小の企業が先に攻撃されて踏み台にされることにあります。あらゆる企業が十分な警戒をすべきサプライチェーン攻撃について、知っておくべき概要と対策をご紹介します。 サプライチェーン攻撃とは まず、サプライチェーンとは「供給連鎖、供給網」を意味する言葉であり、製造業の場合でいえば、製品の原材料・部品の調達から製造、在庫管理、配送、販売、消費までを指すことが一般的です。そして
メールに関わるインシデントの中でも最も多いのが、メールの誤送信をきっかけとした情報漏えいです。誤送信はなぜ発生し、どのような対策が必要なのでしょうか。メール誤送信について知っておくべきポイントと対策について解説します。 メール誤送信によるリスク ビジネスメールの誤送信は大きなリスクをはらんでいます。誤送信してしまったメールの本文や添付ファイルに個人情報や顧客情報、場合によっては自社もしくは他社の機密情報が含まれている可能性もあり、これらが漏えいしてしまえば誤送信した本人はも
ファイルを添付してメールを送ろうとしたところ、エラーが出て送信できなかったという経験をしたことはないでしょうか。また、送信できていたと思っていても、実際には相手先に届いていなかったというケースもあります。なぜファイルを添付したメールが送れないのか、その原因と対処法について解説します。 ファイルを添付したメールが送れない原因 メールにファイルを添付して送ろうとすると、メールが送れない、相手にメールが届かないといったトラブルが起きることがあります。その場合は以下のような原因が考
ペーパーレス化の推進やテレワークの普及などで、ビジネスで大容量ファイルを共有する機会が増えています。仕事で扱う機密情報の共有について課題を抱えている企業もあるでしょう。大容量ファイルを簡単に、安全に共有するにはどのような方法があるのでしょうか。ここではファイル転送サービスを利用する方法を中心に解説します。 大容量ファイルを共有するならファイル転送サービスがおすすめ 大容量ファイルを共有したいときに便利なのが、ファイル転送サービスです。ファイル転送サービスは送信者がファイルを
オンラインで大きなファイル、重いデータの受け渡しをしたいというときに便利な「ファイル転送サービス」。しかし、ビジネスに関わるデータを送るとなると、サービスのセキュリティが気になるという人も多いのではないでしょうか。はたしてファイル転送サービスは安全なのか、サービスの選び方やサービス利用時の注意点などと併せて解説します。 ファイル転送サービスとは ファイル転送サービスとは、メールに添付して送信できないような大容量ファイルを送りたいときに、ファイルを転送してくれるサービスです。
大容量ファイルをオンラインで送ることができる「ファイル転送サービス」。メールにファイルを添付して送る場合や物理メディアにファイルを収めて渡す場合と比べて、どのようなメリットやデメリットが有るのでしょうか。ファイル転送サービスの利便性や危険性について、わかりやすく解説します。 ファイル転送サービスとは ファイル転送サービスとは、メールに添付して送るにはサイズが大きすぎるような大容量のファイル(データ)を簡単に送受信できるようにするサービスです。 このファイル転送サービスには
メールにファイルを添付して送るとき、しばしば問題になるのがファイルの容量(ファイルサイズ)です。どれくらいの容量なら添付して送ってよいのかの目安、さらにその目安を超える大容量ファイルを送るための方法について解説します。 メールで送る添付ファイルの容量の目安 メールにファイルを添付して送る場合、添付ファイルの容量は3MBまでのものにするのがひとつの目安です。Windowsならファイルを右クリックして「プロパティ(R)」を見ると容量(ファイルサイズ)がわかるので、メールに添付す
「PPAP方式」と呼ばれるメールの送り方をご存知でしょうか。この方式にはセキュリティ上の問題があるとされています。PPAPとは何か、なぜ問題とされているのか、PPAP方式に代わるより安全な手段も含めてご紹介します。 セキュリティのPPAP方式とは 情報セキュリティにおけるPPAP方式とは、zip形式で圧縮し暗号化したファイルをメールに添付して送信し、復号のためのパスワードは別のメールに記して送る、というやり方を指す略語です。この方式は2010年代から日本の企業や組織において
添付ファイルを暗号化してメールで送るとき、パスワードは別送するというやり方が多くの企業で習慣化しています。しかしこのところ、このやり方は安全性に問題があることが指摘されるようになりました。何が問題なのか、そして問題点を解決する方法はあるのかなど詳しく解説します。 添付ファイル付きメールのパスワード別送は安全? 暗号化し圧縮したzipファイルをメールに添付して送り、パスワードは別のメールで送るという方法は、これまで日本の企業・組織の間である種のルールやビジネスマナーであるかの
パスワードを設定してファイルを圧縮する方法があるのをご存知でしょうか。Windowsでよく使われるzipファイルも暗号化することが可能です。ただし、このパスワードを設定してzip形式で圧縮する方法を利用するときには知っておくべき注意点もあります。今回はパスワードを設定してファイルを圧縮する方法と、注意点について解説します。 Windowsなら簡単にパスワード付きの圧縮ファイルが作れる? Windowsに標準でパスワード付きzipファイルを作成する機能が備わっていたのはWin
パスワード付きの暗号化ファイルをメールに添付して送り、パスワードを別送するというやり方の安全性が問題になっています。すでに多くの企業では、この方式ではセキュリティリスクを軽減できないとして廃止する動きが強まっています。それはなぜなのか、今回はパスワード付きの暗号化ファイルの安全性について解説します。 メール添付にパスワード付きzipファイルが使われる理由 社外の関係者などとビジネス上重要なファイルを共有する際、以前からパスワード付きzipファイルをメールに添付して送信し、別
都内の中小企業者等が自社の企業秘密や個人情報等を保護する観点から構築したサイバーセキュリティ対策を実施するための設備等の導入を支援することによりセキュリティの向上を図るための「令和3年度 サイバーセキュリティ対策促進助成金」の募集が始まりました。 どんな費用が対象になるの?この助成金で支給されるのは、助成対象事業者が、自社のサイバーセキュリティ対策を実施するために必要となる機器、サービス等の導入又は更新を行うものが対象です。 ① 統合型アプライアンス(UTM等) ② ネッ
パスワード付きzipファイルをメールで送り、パスワードも別のメールで送信してファイルを共有する……というやり方は、ビジネスシーンにおいてもごく当たり前のように行われてきました。しかし、2020年には政府がこの方式を廃止。それに呼応して新しいファイル共有方法に切り替える企業が急増しています。パスワード付きzipファイルの廃止と、代替手段について説明します。 パスワード付きzipファイルによるファイル共有とは まず、パスワード付きzipファイルとは、zip形式で圧縮するのとあわ