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ryonaga77
<ステップ03>スタート期 ~「“半”個人事業主化」 となったことを広く周知する」(時候の挨拶の重要性(その2) ~
(その1から続きます)
こうした地道な営業活動?が花開くパターンは、次のようなケースです。
サラリーマン時代に同じ会社の社員同士あるいはお互いに会社の看板を背負った違う会社のサラリーマン同士という「弱い紐帯」関係にあった方に独立後も年賀状や暑中見舞いを送ります。
先方もまだ以前の会社に勤めていますので、年賀状や暑中見舞いを出しても特に反応はありません。ある意味「なしのつぶて」です。
こうした状況も年月が経つにつれて相手の方も別の会社に出向したり転職したりするケースが増えてきます。
大企業に勤務していた時には、部下も多く筆者のように外部の個人事業主に仕事を依頼するニーズがなかった場合でも出向転籍後の会社や転職した会社では状況が変わります。
例えば、「社長からジョブ型雇用を検討せよ」という指示があった場合に、「今の会社ではその仕事を担う専門知識を持つ社員がいない。どうしたことか・・・。雇用では雇えないがスポットで手伝ってくれる便利屋はいないかな」といったニーズが発生してきます。
そうした状況下に知り合いの(筆者のような)個人事業主から「スポットでサポートいたします」といったハガキがタイミングよく届くと筆者のような個人事業主に相談してみようか、ということにつながってきます。
もちろん、すべてがこのようにうまくいくわけではありませんが、このように定期的な「生存報告を発信しておく」ことにより、自分の存在を常に意識してもらうことができます。
「そういえば木村さんがいたな」と思い起こしてくれるかくれないかで勝負が決まります。