私の幼少期が教えてくれた人を巻き込む力
こんにちは。今日は少しだけ、私自身のことをお話しさせてください。
もしかすると、今の私の活動(こどもの居場所づくりやこども食堂)にもつながるお話かもしれません。
幼少期の環境と私の学び
私は4人兄弟の末っ子として生まれました。
家族の形は少し複雑で、ステップファミリーとして育ちました。
子ども心に「どうすれば家族が平和でいられるか」を考える中で、私は自然と「逆らわずに従順に振る舞う」ことを選びました。上の兄弟が怒られないように片付けを手伝ったり、兄弟が褒められるような行動をしたりすることで、家族の雰囲気を少しでも良くしようとしていたのです。
そして、そうした行動に対して兄弟たちが感謝してくれると、不思議ととても嬉しかったのを覚えています。この「感謝される喜び」が、今の私の価値観や行動の基盤になっていると感じます。
その経験が今の私に与えた影響
幼少期の経験を通じて、私は「人を巻き込む力」と「素直さによる成長力」を育むことができたのだと思います。
• 人を巻き込む力
厳しい環境で、周囲の状況や感情を敏感に察知し、どうすれば円滑に物事が進むかを考えた経験が、今の「周囲を巻き込んで協力を得る力」につながっています。こども食堂や地域の活動でも、この力を活かして、いろいろな方と協力しながら目標に向かっています。
• 素直さと成長志向
子どもの頃、上の兄弟からの感謝や周囲からの評価を受け取ることで、「素直に受け止めて、次に生かす」ことの大切さを学びました。その姿勢が、今でも新しい挑戦をする際の原動力になっています。
私が大切にしていること
こうした幼少期の経験があったからこそ、私は「誰もが安心して過ごせる場所を作りたい」と強く思うようになったのかも知れません。
特に、家庭や学校以外で子どもたちがのびのびと過ごせる場所の必要性を感じています。私が作った「雑楽塾」や「こども食堂」は、そんな思いから始まりました。子どもたちが安心して自分らしく過ごし、感謝や喜びを感じられる場をこれからも広げていきたいと思っています。
最後に
子どもの頃に学んだことが、今の私を作っています。そして、私自身がそうだったように、「周りの誰かに助けられながら成長していける場所」をもっとたくさん作っていきたいです。もし、私の活動に少しでも興味を持っていただけたら、一緒にお話しできる機会があれば嬉しいです!