少し珍しい家庭のエッセイかもしれないかも
私は少し珍しい家庭で育ったかもしれない。
私は女性同士のパートナーの元に育てられたクリスチャンです。
この事実をこのように言葉にして誰かに伝えようとする事は、今までほとんどありませんでした。
でももういい加減言葉にしたくなりました。
両親の事を、普通に話したい。
言葉にするだけで自分も安心できる気がするし、もしかしたら同じ境遇や近い境遇の誰かが何か感じてくれるかもしれないから、うまく文章も書けないのに、このまま突っ走って言葉を書き続けます。
まず自己紹介、家族紹介からさせて下さい。
登場人物
筆者(まい)
娘。
趣味は映画、アニメ、ゲーム、音楽など。
異性愛者。
ジェンダーについて色々考えている。
ママ
私を産んだ人。
仕事が忙しいらしくあまり私とは会ってくれない。
Xジェンダーのように見える。
バイセクシャル。
みーちゃん
私のもう一人の母親でありママのパートナー。
つまりこの人もママ。
どちらもママだけど、呼び方は訳あってみーちゃんになった。
ムーミンが好き。
レズビアン。
まず言いたい事は、
家族とても仲良しです。
ただ、沢山喧嘩しまくりました。
でもそうやって喧嘩ができるくらい、全員がイーブンで、親だから敬えとか、女だからとか子どもだからとか、そういうのは抜きに育ちました。
でもだからこそ、分からない感覚、身に付かなかった感覚もいっぱいあります。
それで今大人になって困る事もあります。
今苦しんでいる事もあります。
でもそれでも、この家庭に生まれ落ちて本当によかったし、他の家庭じゃ嫌だった。
私はこの母親2人じゃなければだめだったし嫌でした。
私の人生経験が誰かの参考や心の支えになる事があったりしたら嬉しいし、こうやって書ける場がある事は、私の救いにもなります。
私の生誕秘話
単刀直入にはっきり言うと、ママが男性と浮気をして妊娠してしまい、その結果として私が生まれました。
ママとみーちゃんは、私が生まれる何年も前に大学で出会い、パートナーになりました。
ママは意外にもよくモテて、結構色んな人と付き合ってきていたようです。
バイセクシャルだったので、とある男性、つまり未来の私の父親と浮気してしまいました。(ちなみに私はパパの事も大好きです!)
個人的には浮気をしてパートナーを傷付ける事は賛同できません。
でも皮肉にも私はそれで生まれました。
浮気したものの、やはりパパではなくみーちゃんが好きだったママは、みーちゃんの元に戻りたがっていました。
その矢先に私の妊娠が分かって、その時は私を生まないという選択を考えたそうです。
でも、みーちゃんが中絶というママの考えを止めたそうです。
そしてみーちゃんはお腹の中の私に名前をつけて、ママとパパはその私の名前の元に幸せになってほしいとママ言ったそうです。
でも結果やっぱりうまくいかず、ママとパパは3年くらいですぐ離婚しました。
別居していたりもしたので、実質3年よりもっと短かったと思います。
離婚後、私は本格的にママとみーちゃんに育てられる事になりました。
ご飯はママが作って、学費はみーちゃんが出してくれていました。
続きはまた書くので、また読んでもらえたら嬉しいです😊