『畑のある暮らし、楽しい自然の恵み』連載コラム 第1回 めざす早期リタイア
いとう・住もうPT(移住促進官民共同プロジェクトチーム)の山本座長に
『畑のある暮らし、楽しい自然の恵み』と題して、連載コラムをお願いしましたが、いよいよ以下の通り第一回が始まりました。
連載コラム第1回 めざす早期リタイア
1978年、当時32歳、米国のフィラデルフィアに滞在中に、米国人の同僚たちが夕方5時には家に帰り、ガーデニングや家屋の増改築など本格的なDIYを楽しみ、夜8時に家族がみなそろって食事をする。しかも50歳でリタイアすることを目標にしているのを身近に見ました。夏だと帰宅後、家族でテニスやゴルフをしている。「そうしないと離婚されてしまう」とも。
当時、日本は高度経済成長のど真ん中、企業戦士の時代。「あー、米国人は日本人の2倍の人生を楽しんでいる」と思いました。そこで「よし自分も50歳でリタイアしよう」と決めました。結果として54歳で伊東市に別荘を購入、週末に庭と畑の整備を開始し、62歳、当初の構想より10年遅れて、伊東川奈に移り住みました。さらに72歳に伊豆七島が見える平らな丘に移住しました。
150坪の敷地、東側に和風庭、南側に芝生と花壇、ラズベリー、ブルーベリーがよく取れ、2本の柿の木、甘夏ミカン、レモンがたわわに実をつけます。西南側の庭にあったミカンや桜の木を抜いて、30坪の小さな畑を作りました。
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