「つながりを取り戻すワーク」
はじめに
約2年ぶりにジョアンナ・メイシーさんの「つながりを取り戻すワーク」を体験しました。体験しました、と言っても前回も今回もzoomでの参加なので、ほんの触りを、という感じです。
前回は確か2時間、今回は3時間でした。
わたしにとっての違いは、前回はその前後にもジョアンナ・メイシーさんの本を読んだり他の人のワークや瞑想、ドキュメンタリー映画を観たりということが重なっていること、そして主催者が1人だったこと。
今回は、前日にジョアンナ・メイシーさんの本の訳者であり「つながりを取り戻すワーク」を日本語で伝えている斉藤由香さんと夫氏ショーン・ケリーさんのイベントに参加したことと、今回は場の守り人が4人いたこと、そして2年経ってジョアンナ・メイシーさんつながりの人が増えていること、でしょうか。
場の守り人が4人いると安心と安定が満たされることを体験しました。
わたしにとって、主催者が4人4様でありつつ、同じ「つながりを取り戻すワーク」が好きでそれを伝えたい、共にやりたいというつながりがある感じからこの安心と安定が満たされる感じを味わったのかな、と思います。
今回の体験がとても自分の中で大切なものになったのと、前回のことはあまり覚えていないことが残念なので、今回の体験の忘備録的にnoteを書こうと思います。
*ところで、不思議に思う人もいるかもしれないので一言。この投稿を「NVCの学び」にも入れているのは、マーシャルも本やWSでジョアンナの「絶望のワーク」などをやっていたり、ジョアンナについて言及しているのでNVCを学んでいる人の中にも興味がある人がいるかな、と思って入れました。
最初のチェックインで言ったこと
チェックインのお誘いは「何に惹かれてここにきましたか?」でした。
わたしのチェックインは、
「わたしにとって「つながり」「コミュニティ」「助け合う」がとても大切です。大切ながら、どうつながったらいいのか、実際に誰かといると自分にとっての「ちょうどいい心地よい距離ってどのくらいだろう?」が自分でもわからなかったり、自分の中にある「個人主義」のようなものがあって、優劣をつけたりしていることもあり、その辺りをどうほぐしていったらいいのかな、と手探りでトライしている感じです。
今日のように、他の人との中でつながりを感じつつワークをし、体験しつながりの質感を自分の中に増やしたいと思って参加しました」
でした。
ワークについて
ワークは、ジョアンナ・メイシーさんのワークをご存じであれば、定番とも言える
感謝から始める
世界の痛みを大切にする
新しい目で見る
前へ進む
の順でした。
各ワークの詳細については、場の守り人である主催者4人が知恵と想いを出し合って組み合わせたと思うのであえて書かずにざっくりと自分の記録として記します。
感謝から始める(巡る感謝)
ジョアンナ・メイシーさんの「つながりを取り戻すワークの手引き」という副題がついている「カミング・バック・トゥ・ライフ 生命への回帰」という本を持っている人は、P172の「巡る感謝」を参照してください。
実際には、瞑想のようなイメージワークをし、その後、3つの質問に答える形で小グループでのシェアをしました。
1巡目は、「草が成長しているイメージが湧いてきました。草がどうやって伸びるのか、実際には知らないことに思いが行って、地球には知らないことがたくさんあること、地球の予測不可能性、sense of wonderが気に入っていることに気づきました」と言いました。
2巡目は、「慣れ親しんだもの・ことがたくさんある。わたしを生かし、ここにあることを支えてくれる恵みがあることを愛しています」と言いました。
3つの質問があって、わたしがいた小グループでは、それぞれ2巡しました。
わたしは3つ目の質問で、これが感謝のワークだと知っているけれど、嘆きが出てきたので、少し嘆きを表現した後、努力することを選択して(笑)「嘆けることに感謝している」と締めくくりました。
巡る感謝の直後に、次へのトランジッションとしてか
ゆりかごの瞑想 P244
をしました。
世界の痛みを大切にする
わたしはすでに嘆きにつながっていたので、動物哀詩で身を斬られるような痛みの中にいました。
続いて「呼吸にのせて巡らす」の前に「瞑想とは」という話があり、これはわたしが最近見聞き体験したことと一致していて、納得感がありました。また、「より瞑想に入りやすくなる」というヒントも教えてくださり、それを試して瞑想に入ったら身体的に怖さを感じたので、選択して目を開けて周りのものに触ったりしながらガイド部分を聴きました。
ジョアンナとは無関係ですが、最近実践していることに「自分に合っていることは自分が知っているから、自分の身体を信じる」というのがあり、それをすることを選択しました。
忘備録:
動物哀詩 P198(P441)
呼吸にのせて巡らす P190(P415)
エルムダンス
ここで10分の休憩が入り、エルムダンス(P176)というダンスをしている映像が流れました。
エルムは楡の木のことで、手を上げたりしして楡の木になることを想像したりして踊るこのダンスは、本では「人々の生きる意志の象徴になった」、「このダンスの目的は目的は意図の強さを養うこと」と紹介されています。
新しい目で見る
ジョアンナがチベット僧に聞いたという「シャンバラの戦士の予言 P128」を読んでくださり、味わいました。
わたしの妄想話:
その中にある「武器」という言葉についてのやりとりがあり、それを聴きながら、わたしが考えていたのはチベット語から英語に通訳されたときにtoolにもweaponにも使えるチベット語を英語にしたらweaponになったのかなぁ、という想像でした。
最近どこかで、争いのない地域のある言語を英語にしたら、片方の要素のみを意味する単語に訳された、というのを読んだか聞いたかしたので(それこそ例えばtoolとweaponのどちらもを意味する言葉をweaponと訳された、というような話)そこからの想像(妄想)です😄
ちなみに、ジョアンナはこの予言(お話)のなかに「武器(weapon)」という言葉が出てくるのを気に入っていたそうです。
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祝福のサークル P355
それぞれがこれから進もうとしている特定の方向や起こそうとしている具体的な行動を表現(発言)し、聴いていた人が発言者の名前をメロディをつけて(ないながら)手のひらをむけて気持ちを(応援や励ましを)エネルギーとして送る、というワーク。
わたしが言ったのは、
「人間と動物では見える色自体や、色の数が違うそう。それぞれが放つ色彩、色の美しさを見て生きたい」。
最後のチェックアウトで言ったこと
「会の初めでは、「融合」が起こる可能性を想像していたけれど、自分に起こったのは、それぞれが違う色を放っていて、違うことをしていることが美しい、ということ、その美しさを見ていたい、見ようとしたい、でした。この感覚を持てたことに感謝しています」
ノートを書きたくなった理由
会の途中で、「多様性が大切」と「同じ(普遍的である)」というのが行ったり来たりした中、どちらもしっくりこず、さらにどちらにも反発するわたしがいました。
そして「『巡る感謝』のワークを終えた今、どんな変化がありますか?」という問いかけがあり、そのときに書きつけたものがわたしにはとても大切で、さらに「多様性」と「普遍性」を同時に表しているな、と会が終わってから読み返して面白く思ったので、書き留めておこうと思いました。
書きつけたのは、わたしの中にある「わたしにはわたしの大切なことがあり、わたしはわたしの大切なことをそのまま大切にしたい」という想いでした。
一瞬、Facebookの投稿として書こうかとも思いましたが、長文になるのと、記録的な要素が強かったのでnoteに書きました。
ワークの詳細等がないので、誰にも役立たないかもしれませんが、興味を持ったら&機会があったら、ジョアンナ・メイシーさんの「つながりを取り戻すワーク」を体験してみてください♪
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