訪日マーケティング戦略を読んだ/本気でやるか
いよいよ夏が始まった感じですね。
都内を歩きますと多くの外国人観光客に遭遇します。益々増えてきたと感じます。外国人旅行者は新しい日本の経済の柱として、コロナ禍を経て本格始動してきた感じです。
そういえば子供のころ学校で「国土と資源の乏しい日本は加工貿易の国として、経済大国の足掛かりをつかんだ」ということを習った記憶があります。
その後は、自動車やハイテク製品などの輸出に発展して経済のボーダレス化やグローバル化やデジタル化といった言葉とともに、苦戦が始まったように思います。
そうなると次の日本経済の柱の一つは観光だろうとそんなことを考えていたところ、6月に観光庁とJNTOから新たな「訪日マーケティング戦略」がリリースされました。2023年から2025年までの戦略をまとめたものです。
観光庁・JNTO・地方運輸局・DMO/地方自治体がこれを共有して一丸となってインバウンド対策と展開するということです。
資料を読んでいますと、「ショートホール」「ミドルホール」「ロングホール」と、対日本の経験値や距離などを分析したうえで、国ごとの状況や戦略が良く整理されていてとても分かりやすいものです。
この流れは必ず地方の観光地や温泉地にもやってきます。インバウンドとひとつに括らずに国ごとに展開を考えて、単館でも地域自治体やDMOと連携して、この方向に沿った方法を考えると効率が良いと思いました。
まず出来るのは自社サイトのチューニングやSNSの展開を研究することからスタートかなあなどと考えるのでありました。
でも本当に一気に来ると思いますよ。。。
※「訪日マーケティング戦略」は、観光庁・JNTOのサイトでDL可能です。
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