時短家電の活用。
当たり前だが、一人暮らしは食事、掃除、洗濯と言った身の回りのことを全部自分でやらなければならない。丁寧にすればするほど時間が足りないと感じることもあるだろう。実家暮らしの時にはやって貰って当たり前だった、親の有り難みが分かる要素のひとつだと思う。
多くの人は最初は丁寧な整った暮らしを目指すけど、徐々に面倒になって結局持続しない。でも、今の時代はそう言った面倒事を機械やロボットが処理してくれるから、使わない手はない。
乾燥機能付き全自動洗濯機、お掃除ロボット、食器洗い乾燥機は現代の三種の神器。
私は、この三種の神器で活用しているのは、実はお掃除ロボットだけ。実は、
乾燥機能付き全自動洗濯機に関しては否定的。
確かに洗濯物を干す手間がなくなるのは合理的だ。しかし、餅は餅屋ではないが、洗濯と乾燥と言う相反する機能を同じ機械に統合する分、価格は高くなり、各機能も中途半端になって製品寿命も短くなってしまうだろうから、
洗濯と乾燥の機器は機能別で分けるべきと考えている。
だから洗濯機と乾燥機を別々で買っている。洗濯物を洗濯槽から乾燥機に入れ替えるだけだから、大した手間ではないし、乾燥機能は乾燥機の方が優秀だから、どうしても必要な場合に限り別途購入しているのだ。
賃貸だとタンク式になりがちな食器洗い乾燥機。
本音としては、パナソニックの分岐水栓タイプのものを導入したいが、賃貸派で対応する物件に巡り会えていないから、断念している。
タンク式は性能面でこれと言うものが見当たらなかったが、2021年になってようやうパナソニックがタンク式の食洗機を出したので、スペースを確保して導入できないか考えている。
パナソニック以前は東芝製を検討していた。東芝製と言っても、中華メーカーのOEMなので、性能はたかが知れいてる。だけど、外資系企業の弱点でもあるサポート面の手厚さや導入費用の安さを考えれば、検討に値するのではないかと考えている。
お掃除ロボット。
ルンバ、ブラーバを使っている。毎日ルンバに掃除して貰い、フローリングは週に1回ブラーバに任せている。
自分で掃除するより遥かに綺麗に仕上がる。
そのため、私はここ数年掃除をしていない。
番外編。
自動調理鍋(ヘルシオホットクック)
2021年に新しく導入した代物で、他の自動調理鍋と違うのはかき混ぜ機構があること。これによって味付けのムラが格段に発生しづらくなっている。
鍋だから、煮物中心で、中華などの炒め物には適さないけど、火加減をコンピュータで調整しているから、人が手間暇かけて作るよりも美味しくできる。材料を切って調味料と一緒に鍋に入れて、メニューをセットするだけ。
火加減が全自動で見る必要がないから、出来上がりを待つだけ。
今まで自炊していた時間を有効活用できる。
駅員時代に当番制でみんなの食事を作っていた経験があるから、自炊は一般的な人と比べて大体のことが出来る部類だけど、ホットクックで初めて作った牛肉の赤ワイン煮は、スーパーの安い米国産牛肉が、ホロホロに崩れる程度に柔らかく煮込まれていて、あまりの美味しさに感動した。
1.6Lモデルと、2.4Lモデルを検討する方は、型番の数字の右にあるアルファベットがF以降のモデルを選択すると、内鍋がフッ素加工されているため、使用後に洗うのが楽だ。
フッ素加工の内鍋単体でも売られているため、F以前の中古モデル+内鍋の組み合わせも検討したが、当時、労力に見合うほどの安さにはならなかったので参考までに。ちなみに後発の1Lモデルは当初からフッ素加工されているためどのモデルでも問題ない。
手間暇かけることが美徳と言う常識はもはや通用しない。
ロボットに任せられる単純作業はロボットに任せて、人間は人間にしかできないことをするのが、近未来の生活スタイルのスタンダードとなるだろう。時代の波に取り残されないためにも、黎明期から時短家電を活用して順応しておこう。