飯田グループホールディングス(3291)優待。
温泉施設優待券。
飯田グループホールディングス(3291)は、戸建分譲住宅大手の会社で、権利確定月の3月に、1単元以上の保有で江の島アイランドスパの温泉・プールエリア利用券が4枚贈呈されます。
10単元以上でリフォームクーポン券などが贈呈されますが、縁のない話です。
ちなみに、えのスパのワンデイスパが3,000円、特定日料金が4,000円となっているので、使いこなせるとお得感があります。個人的にはサウナと水風呂で1日潰せます。2Fの休憩スペースはおまけ程度です。
ヘッダー画像では消していますが、表面の有効期限の上部にナンバリングがあるのに加えて、裏面では株主名と住所、利用者名の記載が必要なので、転売目的での保有は諦めてください。
6月下旬以降に到着。
有効期限は1年間です。
目線の高さこそ差はあるものの、3Fの温泉エリア、2Fの露天スパ(4~9月限定)からも、同じ様な眺望で江ノ島大橋や藤沢市、富士山を見ることができます。
また、乳幼児の利用は終日お断りで、日曜日は小学生の利用も断っている強気な営業スタイルで、観光地の江ノ島にありながらリゾートスパの格式を保っているため、家族連れで利用しようと思っている方は注意です。
反対に、観光地である江ノ島の喧騒を忘れることの出来る、唯一無二と言って良い空間となっているため、鎌倉や江ノ島に足繁く通う方や、藤沢市や鎌倉市に居住している方は、保有しておくと良い気分が味わえるかも知れません。
高配当株だが、セクターは不動産。
優待を使いこなせるだけでも実質的な利回りが5%前後と驚異的な銘柄ではありますが、配当利回りも4%前後(2022年時点)と高水準で、高配当株としても魅力的です。財務状態も優秀です。
ただし、今は好調でも不動産業なので、少子高齢者が進行している日本では、空き家率が4割を超えると予想される2040年問題もあり、収益モデルの構造が変わらない限り、今後の経営は厳しくなると踏んでます。
そのため、個人的には10年、20年スパンと長期的に保有する銘柄とは毛色が異なり、然るべき時が来たら売却する必要のある銘柄だと考えてます。
とはいえ、戸建分譲住宅で全国シェア3割を占めている大手であるため、影響を受けるのは体力のない中小企業が倒れ始めてからだと推察しており、その辺りが目印となると考えています。
最後に。
投資は自己責任です。あくまで私個人が投資しているものを紹介しているだけなので、内容を鵜呑みにせず、参考程度にして頂けると幸いです。未来は誰にも分かりません。自分の頭で考えて納得した上で、身銭を投じて頂きたいのと、特定銘柄を推奨しているわけではないことを予めご了承ください。