天守閣美濃の弱点いつも忘れるんだよなあ（今日の振り返り）
復習局面
後手番での一局。先手の三間飛車に対し、私は囲いを天守閣美濃にしました。局面は、先手が▲９一龍（第１図）と香車を補充したところです。
一手空いたところでしたが、上手い攻め手も見つけられず、持ち時間も有限なのでとりあえず△４四歩（第２図）と突きましたが、これが悪手でした。
実戦では▲３三香△４五歩▲３二香成△同玉▲４四桂打（第３図）と進み、形勢をかなり苦しくしてしまいました。改めて考えると、▲４四桂打を誘発してしまうので、あのタイミングで△４四歩とするべきではありませんでした。
（ちなみに、▲３三香のときに△２二角▲３二香成△同金だと互角だった模様。そこに角は打てんて…）
ちなみに、第２図から▲３三香ではなく▲４一龍と龍金交換を挑まれると、以下△同銀▲３三金打△１二玉（第４図）で相当追い詰められていました。
天守閣美濃を維持する
復習局面の第１図から指すべきは、△５一桂（第５図）と４四の金を守る手でした。これで、▲４一龍と強襲してくる手を防ぐことができます。
自陣が天守閣美濃で相手龍が一段目に来ているときは龍切りを警戒すべきですが、いつも忘れてしまうんですよね。やりたい攻め手がないときは、自陣整備の必要がないかをちゃんと確認しないといけません。
