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panda_32:文科省から箝口令!?
相変わらず、精神的な不調が続くなかで、衝撃的な数字が飛び込んできた。
2025年度採用の小学校教諭(採用予定130人程度)について、合格通知を出した280人中、既に7割超の204人が辞退したと明らかにした。新たに13人に追加合格を出し、12月には2次募集(40人程度)を行う。
長岡幹泰・県教育長は教諭の確保に向けて「高知大の教育学部生に、仕事の魅力を発信する場を設けたい」とした。
残念ながら、これが教職の現実。教員採用試験を受けた人たちにとっては、もはや「第二滑り止め」くらいの位置づけなんじゃないか!?
もし、内定者の7割以上が辞退する企業があったら、「いったいどんなヤバい会社なんだ!?」と話題になるだろう。
さて、内定辞退者たちは、教職にやりがいや魅力が無いから辞退しているのか!?…言わずもがなである。
ここまでくると、「労働環境については絶対に触れるな」と文科省あたりからお達しでも出ているのではないかと疑いたくなる。
教員志望者を増やして、内定辞退者を減らしたいのであれば、
①絶対的な仕事量を減らす
②教員定数の見直しも含めて人員を増やす
③中にいる人たち(教員集団)の働き方についての意識を変える
①や②はもちろん重要だが、個人的には③が一番大切だと思う。
まずは、「自分の働き方を冷静に見つめ直すこと」、そして、「他人に自分の価値観(働き方を含む)を強制していないかを省みること」だ。
後者については「私も気をつけないと、、、」と常々思っている。未だに残業や長時間労働をしている人が「頑張っている」とされる風潮には違和感しかないし、いつまでもダラダラと残っていることには疑問を感じる。それでも、周りに「定時で帰れ」とか「効率化を進めろ」と強要することだけはしないようにしている。
未だに滅私奉公的な働き方を強要してきたり、それができない同僚を悪く言う教員がたまにいる。自分が勝手にやる分にはまだ構わないが、それをこっちに押しつけるな、と思う。私が最も嫌いなタイプの教員である。こうはなりたくない。自分の価値観を押しつけることはしないようにしたい。
私は、自分の働いている業界が、就活生たちに軽視されてることがとても悔しい。子どもたちが「将来なりたい職業」で教員を挙げてくれなくなってるのがとても悲しい。
「先生って良い仕事だよ!とっても楽しいよ!」と胸を張って言えるようになるまで、いろいろな場でおかしいことはおかしいと訴え続けたい。たとえ孤軍奮闘の図になっても。