見出し画像

理美容室が接客業では生き残れなくなる未来inゾンビランドサガ

理美容室が接客業では生き残れなくなる未来というお話をしていきたいと思います。
ちょっと怖い話しですが近い将来こんな未来もあるというお話です。

今、日本中に理美容室が何軒あるかご存知ですか?
令和元年度の衛生行政報告例によると、美容室は25万4422軒、過去最高を更新。
理容室は減少傾向にありますが11万7266軒だそうです。
なかなかピンと来ない数字ですよね。
なのでどれぐらい多いのか身近なものでいうと信号機が20万7738機だそうです。
信号機より多いってすごい数ですよね。

コロナが来て営業困難になり閉店した店舗もたくさんあるでしょう。
しかし、まだまだ多くの店舗が頑張ってコロナと向き合って営業しているかと思います。
どんな風に向き合っているのか、ここ最近の接客サービス業のコロナ禍の戦い方を見てみると集客に力を入れて、接客も見直されています。
コロナで客足が遠のいた分、来店されたお客さんの満足度をいかに上げ、また再来してもらうかが勝負と考えてのことでしょう。
なので、どうすれば満足度が上がるのかの答えとして、お客さんの求めているものを提供できればいいよねってことが一つ挙げられます。
それを探れるスキルを身につけるためにニーズについて勉強したりしています。

よく新規のお客さんは面倒、変わった人が多いとスタッフは判断しがちですが、それは自店舗のルールから見ているだけなのでお客さんを面倒、変わった人と技術者側の目線のままでは新規の獲得は難しいでしょう。
お客さん目線に立てていないと、いくらニーズの勉強をしてもカウンセリングなどでニーズの読み取りは難しいと思います。

現在、インターネットの普及により技術や接客の品質にそれほど差を感じなくなってきた世の中です。
技術や接客だけではやはり生き残れなくなるのも時間の問題なんです。
そんな世の中で他のお店となにで差をつけるかというとそれは体験しかないんです。
単に髪を短くするだけなら低価格サロンの一人勝ちでしょう。

これから先のことを話すとなると、少子高齢化は外せない話題です。
よく言われるのが、2045年には日本の人口の36.8%が65歳以上になるです。
3人に1人は65歳以上なんです。
ところで、あなたのお店のメインターゲットはどんなそうでしょうか?シニア層ですか?
ターゲットがシニアでなければ単純にあなたのお店のメインターゲットの顧客数は減っていく未来なんです。
しかし、シニアがターゲットだったとしても可処分所得から見るとあまり明るい未来ではありません。
ちなみに可処分所得は税金や社会保険などを差し引いた残りの手どり収入のことで、つまり自分の意志で自由に使えるお金のことを言います。

で、なぜ明るい未来ではないかというと、年齢別に可処分所得を見ていくと
29歳以下が31万3044円
30代以降は44万を超えて40代49万
50代48万と落ちていきます。
ここまでは緩やかな減少でしたが、60代になると36万に一気に落ちるんです。
こんなに落ちたら、節約するしか生活できないじゃないですか。
よってシニアがメインターゲットだったとしても財布の紐が固くなる世代なので明るくないんです。
今、話していることはかなり怖い未来なんです。
周りを見てみてください。シニア向けのサービス、商品を大手がメインでやっていますか?
今はシニア割など優遇しているのを多く見かけますが、少子高齢化の未来ではシニア割などしていたらほとんどの利用客に割引をするようになってしまうのでそこへのアプローチは今のうちに考えておいた方がよさそうです。

ここまで話しておいて、やっと本題なのですが、
他店と差別化するには体験と言いましたが体験ってなにをすればいいの?と思うかもしれません。
簡単に考えると理美容業もエンターテイメントなんです。
これはゾンビランドサガっていうアニメのライブイベントに参加した時に気づいたことなんですけど、
エンタメって非日常を提供することだと思うんです。
ライブってライブ会場の非日常を体験することに価値があるんですよね。
だって曲を聴きたかったらCDの方がいいじゃないですか。音的にも!
で、ライブの終わりの挨拶でヒロイン役の声優、本渡楓さんが言っていたのが、
「ライブがあるから仕事や学校、試験などの日常が、がんばれる。楽しみがあるからこそ人はがんばれる」みたいなことを言っていて、
理美容業もただ髪を切るだけじゃダメだなぁ。日常を頑張ってもらえる非日常を提供できなきゃだよなぁと思ったんです。

個人美容室ほどここは押さえておいた方が絶対にいいです。
よく、お客さんの言う通りに切ればいいって考えの理美容師の方がいますが、
髪を切る技術なんて素人目線から見たら、ある一定の仕上がりなら満足なんですよ。
そこに気づかず、技術だけ提供してお客さん目線に立てずにいるとお客さんは安いお店へ流れていきます。
見た目が同じ仕上がりなら安い方がいいじゃないですか。
なので、自分達の仕事もお客さん相手なので、接客業だけではなくエンタメと考え非日常を提供した方がお客さんにとってもプラスしかありません。

理美容業は髪を切って、カラーをして今までの日常から違う日常を提供しているんです。
もちろんヘッドスパなど日常の疲れを取るのもいいでしょう。

あなたなりの日常では体験できないものを与え、サービスに価値を付けてください。
接客業ではない新たな体験がまた来店したいという気持ちになるでしょう。
いますぐ取り組めることなので、ぜひやってみてください。
応援しています。美容師のカワシでした。では、また。

『理美容界での生存戦略公式LINE・無料講座』
    ↓
https://lin.ee/mpNeXX2 
    ↑
こちらのURLから友だち追加お願いします。

@295cpxgf  
こちらのIDを検索しても友だち追加できますので、よろしくお願いします。

コロナ渦の中、現場目線で比較していたからこそ気づけた内容です。
お客さんを顧客としてではなく、別の見方で見てみると…
確かな違いがそこにありました。 
時代に左右されない戦い方です。

あなたの理美容室は大手と真っ向勝負する体力はありますか?
相手の土俵で戦っていては負け戦ですよ。

大手のやり方を知っているからこそ、戦い方がわかるんです。

最前線の現場目線とマーケティング知識を理美容室経営に最適化し
これからの時代を生きる無料講座を定期的に公開。
    ↓
https://lin.ee/mpNeXX2

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?