【大企業の中途採用に関する実態調査】大企業人事の6割以上が「中途人材のオンボーディング」に苦戦、「社風」や「コミュニケーションスタイル」の違いに難しさを実感
調査概要
調査概要:大企業の中途採用に関する実態調査
調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー®️」の企画によるインターネット調査
調査期間:2022年7月5日〜同年7月6日
有効回答:大企業(従業員数1,000名以上)の人事105名
Q1:約7割の企業が「中途採用を強化している」と回答
Q1.あなたのお勤め先では、中途採用を強化していますか。
Q2:理由として「人材が他社で培った知見を吸収できる」が62.5%で最多
Q2.Q1で「かなり強化している」「やや強化している」と回答した方にお聞きします。中途採用を強化している理由を教えてください。(複数回答)
Q3:一方で、6割以上が中途人材の「オンボーディング」に苦労経験あり
Q3.あなたは、中途人材のオンボーディングに苦労したことはありますか。
Q4:中途人材のオンボーディングでは、58.5%が「社風の違い」に苦労すると回答
Q4.Q3で「かなりある」「ややある」と回答した方にお聞きします。どのような点で中途人材のオンボーディングに苦労したことがあるかを教えてください。(複数回答)
Q5:他にも「他社との考え方や方針の違いを感じられて色々と苦労した」や「すぐにやめてしまう人が多い」などの苦労面も
Q5.Q4で「わからない/答えられない」以外を回答した方にお聞きします。Q4で回答した以外に、中途人材のオンボーディングに苦労したことがある点があれば、自由に教えてください。(自由回答)
Q6:中途人材のオンボーディング施策、「1on1面談の実施」が81.5%で最多
Q6.Q3で「かなりある」「ややある」と回答した方にお聞きします。あなたのお勤め先では、中途人材のオンボーディングのために、どのような施策を行っていますか(複数回答)
Q7:83.1%が、中途人材の早期離職を経験
Q7.Q3で「かなりある」「ややある」と回答した方にお聞きします。あなたのお勤め先では、中途人材が早期に離職してしまうケースはありますか。
Q8:7割以上が、「中途人材の戦力化」に課題を実感
Q8.あなたは、中途人材の戦力化に関して、課題を感じたことはありますか。
Q9:中途人材の戦力化に関する課題、「戦力化するまで工数や時間がかかる」が65.8%で最多
Q9.Q8で「かなりある」「ややある」と回答した方にお聞きします。中途人材の戦力化に関して、どのような課題を感じたことがあるかを教えてください。(複数回答)
Q10:他にも「戦力になっても年収やイメージとミスマッチしてしまう」や「前職での経験が邪魔をする場合がある」などの課題も
Q10.Q9で「わからない/答えられない」以外を回答した方にお聞きします。Q9で回答した以外に、中途人材の戦力化に関して感じた課題があれば、自由に教えてください。(自由回答)
Q11:7割以上が、今後中途人材の「オンボーディング強化」の必要性を実感
Q11.あなたは、今後中途人材のオンボーディングを強化していく必要性を感じていますか。
Q12:オンボーディング強化の理由、「中途人材の必要性を実感しているから」が62.5%で最多
Q12.Q11で「非常にそう感じる」「ややそう感じる」と回答した方にお聞きします。中途人材のオンボーディングを強化していく必要性を感じている理由を教えてください。(複数回答)
まとめ
今回、大企業の人事105名を対象に、大企業の中途採用に関する実態調査を実施しました。
約7割の企業が「中途採用を強化している」実態が明らかとなり、理由として「人材が他社で培った知見を吸収できる」が62.5%で最多でした。一方で、6割以上が中途人材の「オンボーディング」に苦労した経験を持ち、「社風の違い」に苦労する傾向にあることが分かりました。なお、8割以上が中途人材が早期に離職してしまうケースを経験していることも明らかに。そこで、中途人材のオンボーディングのための施策として、81.5%が「1on1面談の実施」を取り入れていることが分かりました。
また、「中途人材の戦力化」に関して、65.8%が「戦力化するまで工数や時間がかかる」と課題を感じつつも、中途人材の必要性を実感しており、7割以上が今後もさらに中途人材の「オンボーディング強化」に意欲を示しました。
企業の今後の成長のためには、中途採用がカギになると考える人事が多いことから、最近では中途採用に力を入れる大企業が増えてきています。他社で培った知見を吸収できることが利点として挙がる一方で、自社との社風の違いに苦労するというデメリットが調査結果から伺えました。また、中途採用を即戦力として迎えるためにはオンボーディング施策の強化が必要不可欠であると考えられているようです。オンボーディングプロセスには、さまざまな方法が考えられますが、自社を理解してもらうことと同時に、企業が必要としている技術がどのようなことなのかを理解してもらうことが、組織の一員として一刻も早い定着に繋がるのではないでしょうか。
『リサピー』が提供する、PR・マーケティングに活用できるお役立ち資料はこちら
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?