【2022年最新】調査PRの成功事例8選を紹介|Yahoo!ニュース掲載・パブリシティ掲載を狙うコツとは?
Yahoo!ニュースなどの大手媒体や専門誌で取り上げられやすく、上手くいけばテレビなどでも取り上げられる可能性もある、極めて有効なPR手法である「調査PR」。
しかし、実際に調査PRを実施したけれど、上手くいかなかった企業様や、どんなリリースであれば取り上げられやすいのかがわからない広報・PR担当者様も多いのではないでしょうか。
今回本記事では、実際に2021年の1年間で行われた調査PRの事例の中で、特に成果を出した成功事例8選をピックアップして、わかりやすく解説します。
今後調査PRを活用して、自社のPR効果を最大化したい広報・PR担当者様は必見です!
そこで今回は、調査リリースのメリット・デメリットを中心に、調査リリースについてを分かりやすく紐解いていきます!
プロのPRコンサルタントが教える、『最先端戦略PRパーフェクトガイド』はこちら⇩
調査PRの成功事例①|株式会社シンシア|富裕層の物件周辺情報に関する調査
◉調査実施企業
株式会社シンシア
◉調査対象者
年収1,000万以上で1年以内にマンション賃貸、もしくは5年以内にマンション購入を考えている東京・神奈川在住の経営者・役員
◉調査概要
富裕層の物件周辺情報に関する調査
◉WEB広告換算値
¥4,550,922
◉WEBパブリシティ(編集記事)掲載媒体
・Business Journal
・oTona life(オトナライフ)
・デイリースポーツニュース online
・ITmediaビジネスオンライン
<成功事例となったポイント>
こちらの事例企業である株式会社シンシアは、高級不動産に特化した賃貸・不動産メディアを運営する企業として、富裕層が物件を賃貸・購入する際に重視するポイントや、どのような点に魅力を感じるのかを調査しました。
その結果、本調査は大手媒体からのパブリシティの掲載や、そこからYahoo!ニュースへの転載などもされ、プレスリリースから2週間で広告換算値450万円以上(WEBのみ)を記録しました。
こちらの調査PRが成功事例となった要因は、年収1,000万円以上の富裕層という極めてターゲティングを絞った対象者が、どのような物件周辺情報を重視するのかが珍しく、一般層から注目を浴びたことが考えられます。
富裕層が一般層と比較してどのような価値観・感覚の違いがあるかを、自社の事業と上手く掛け合わせて調査に落とし込んだ、非常に良い事例です。
調査PRの成功事例②|ユームテクノロジージャパン株式会社|社員の学習習慣に関する調査
◉調査実施企業
ユームテクノロジージャパン株式会社
◉調査対象者
大企業(従業員数500名以上)の人事担当者
◉調査概要
社員の学習習慣に関する調査
◉WEB広告換算値
¥4,090,937
◉WEBパブリシティ(編集記事)掲載媒体
・@DIME(アットダイム)
・All About NEWS
・ITmediaビジネスオンライン
・マイナビニュース
<成功事例となったポイント>
こちらの事例企業であるユームテクノロジージャパン株式会社は、オンライン学習プラットフォームを提供する企業として、社会人の学習習慣が出世や昇進に影響するのかや、人事評価の中に学習習慣を含んでいるのかなどを調査しました。
本調査も各種メディアからのWEBパブリシティ掲載を獲得し、そこからYahoo!ニュースへの転載もされた事例になります。
こちらの調査PRは、「大企業の人事担当者が、出世や昇進する社員には共通点があると回答」という興味を引きやすいキャッチと調査内容から各メディアが取り上げたとことが、成功事例となった要因と考えられます。
このような調査では、調査の結果はもちろん、その結果を魅力的に伝えるキャッチによってその後の効果は変わってくると言えるでしょう。
調査PRの成功事例③|株式会社ヴィエリス|独身女性の働き方に関する調査
◉調査実施企業
株式会社ヴィエリス
◉調査対象者
20〜30代の独身女性社員
◉調査概要
独身女性の働き方に関する調査
◉WEB広告換算値
¥3,058,749
◉WEBパブリシティ(編集記事)掲載媒体
・マイナビニュース
・オフィスのミカタ
・花形文化通信
<成功事例となったポイント>
こちらの事例企業である株式会社ヴィエリスは、女性の働きやすい職場環境や社会を作りを目指す企業として、独身女性社員の結婚・出産後のキャリア志向や、職場復帰のしやすさなどを調査しました。
マイナビニュースのような総合メディアから、オフィスのミカタのような人事系のメディアまで幅広く編集記事に使われ、もちろんYahoo!ニュースにも掲載されています。
調査PRでは前提として、やはり社会性の高いトピックについてはメディアでも取り上げられやすく、その後も広がりやすい傾向があります。
またその上で本調査においては、「約7割の女性が結婚・出産しても働きたいと考えている」などのリアルな声が調査で明らかになったことなども、調査PRとして成果が高まった要因と考えられます。
調査PRの成功事例④|株式会社ヴィエリス|肌がツルツルだと思う芸能人ランキング調査
◉調査実施企業
株式会社ヴィエリス
◉調査対象者
東京都内在住で、18~40歳の男女
◉調査概要
2021年上半期で肌がツルツルだと思う芸能人ランキング調査
◉WEB広告換算値
¥3,001,483
◉WEBパブリシティ(編集記事)掲載媒体
・Men’s Beauty メンズビューティー
・ねとらぼ
・Oggi.jp
・All About NEWS
<成功事例となったポイント>
こちらも3つ目にご紹介したものと同じく、株式会社ヴィエリスが行った調査PRの事例になります。
本事例では、株式会社ヴィエリスは全身脱毛サロンを運営する企業として、年に2回行っているツルツルお肌の芸能人ランキング調査を行いました。
Yahoo!ニュースなどの大手メディアに取り上げられやすい調査PRの手法として、「芸能人のランキング調査」というものがあり、本成功事例はその手法を使ったものです。
芸能人のランキング調査は、一般の企業も真似しやすく、メディア露出を狙うことが目的の場合は極めて成果を上げやすいためおすすめのPR手法になります。
調査PRの成功事例⑤|株式会社ヴィエリス|女性経営者の働き方に関する調査
◉調査実施企業
株式会社ヴィエリス
◉調査対象者
20〜60代の女性経営者
◉調査概要
女性経営者の働き方に関する調査
◉WEB広告換算値
¥2,732,953
◉WEBパブリシティ(編集記事)掲載媒体
・J-CAST会社ウォッチ
・ITmediaビジネスオンライン
<成功事例となったポイント>
こちらの事例は株式会社ヴィエリスが行った、成功事例③で紹介した女性の働きやすさに関する調査の「経営者版」の調査になります。
本事例が調査PRとして成果を上げた要因は、2つの調査リリースを戦略的に連動させることができている点になります。
社会性の高い女性の働きやすさというトピックを、成功事例③の「会社員視点」と本事例の「経営者視点」の2つに分けてリリースすることで、結果的に両方で成果を上げることができているのです。
調査PRでは、戦略的に複数回行うことで効果を最大化できるケースが多くあります。
調査PRの成功事例⑥|株式会社週休3日|正社員の働き方と転職に関する調査
◉調査実施企業
株式会社週休3日
◉調査対象者
都市部(東京都、大阪府、愛知県、神奈川県)に在住で、地方への転職も視野に入っている22~35歳の会社員
◉調査概要
正社員の働き方と転職
◉WEB広告換算値
¥2,653,902
◉WEBパブリシティ(編集記事)掲載媒体
・@DIME(アットダイム)
・CanCam.jp
・マイナビニュース
・オフィスのミカタ
・ITmediaビジネスオンライン
<成功事例となったポイント>
こちらの事例では、週休3日の正社員・短時間正社員などの求人情報を紹介するサイト「週休3日.com」を運営する、株式会社週休3日の調査事例であり、社名の通りのトピックに関する調査を行いました。
多くのメディアが取り上げ、Yahoo!ニュースにも掲載された本調査PRの事例ですが、やはり「9割強が週休3日制の働き方に魅力を実感」というキャッチーな調査概要と結果が要因と言えるでしょう。
社名や事業概要をPRとして取り上げられやすい形で調査に落とし込んだ、非常に上手い事例です。
調査PRの成功事例⑦|株式会社IDEATECH|ゴルフが上手いと思う芸能人ランキング調査
◉調査実施企業
株式会社IDEATECH
◉調査対象者
20~59歳の男性ゴルファー
◉調査概要
ゴルフが上手いと思う芸能人ランキング調査
◉WEB広告換算値
¥2,613,649
◉WEBパブリシティ(編集記事)掲載媒体
・@DIME(アットダイム)
・All About NEWS
・music.jpニュース
<成功事例となったポイント>
こちらは、株式会社IDEATECHの行った「ゴルフが上手いと思う芸能人ランキング調査」というかなりニッチな芸能人ランキング調査になります。
前述したメディア露出には有効なPR手法の「芸能人のランキング調査」により、Yahoo!ニュースなどのメディアにも転載された事例になりますが、本事例にはもう1つ特徴的なポイントがあります。
それは、本調査で1位になったSKE48の山内鈴蘭さんが、ご自身のSNSでこの調査結果について投稿してくださったことから、SNS上で大きく拡散されていったという点です。
確実性は高くないですが、「芸能人のランキング調査」ではトピック次第でこのような効果見込むことができます。
調査PRの成功事例⑧|株式会社グローバルプロデュース|社内コミュニケーションの希薄化に関する調査
◉調査実施企業
株式会社グローバルプロデュース
◉調査対象者
週3日以上テレワークを行う20〜30代会社員
◉調査概要
社内コミュニケーションの希薄化に関する調査
◉WEB広告換算値
¥2,578,984
◉WEBパブリシティ(編集記事)掲載媒体
・BIGLOBE Beauty
・CROOZ blog
・All About NEWS
・オフィスのミカタ
<成功事例となったポイント>
最後にこの事例は、イベントプロデュース事業を行う株式会社グローバルプロデュースが行った、コロナ禍における社内コミュニケーションの実態に関する調査になります。
こちらの事例が各種メディアに取り上げられた要因は、やはり「コロナ」と社会の実態を上手く掛け合わせた調査を行ったことと言えます。
コロナ禍も長くなったことで「×コロナ」の調査もかなり増え、媒体に取り上げられる確率も全盛期よりは落ちてきましたが、タイミングとトピック次第でまだまだ調査PRとしてはメディア掲載のポテンシャルがあります。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は、2021年の調査PRの中でも特に成功した事例を、8つに厳選してその要因とともに解説していきました。
今後の調査PR実施の際にぜひ参考にしていただければ幸いです。
プロのPRコンサルタントが教える、『最先端戦略PRパーフェクトガイド』はこちら⇩
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?