マル優と特別マル優 番外編1 福祉定期預金
いつもnoteを読んでいただいて、ありがとうございます。注意欠如多動性障害(ADHD)・精神障害者手帳2級で博士(生命科学)のred_dash です。
今回は、マル優と特別マル優の番外編として、定期預金に関わる制度の一つである福祉定期預金制度についてまとめます。
福祉定期預金制度は、公的年金等を受け取っている人に対して、銀行・信用組合が定期預金の利率を一定の率で上げてくれる制度です。
まずは制度利用の条件面から見てみましょう。対象者は国民年金・厚生年金・共済年金・援護年金および各種手当や恩給を受け取っている人に当たります。ざっくりまとめると、障害者または遺族として年金を受け取っている人です。
次に、利用で得られる恩恵についてです。ほとんどの場合、1年間の定期預金に対して0.1-0.3%の定期預金金利の増額が提供されています。現在の普通預金金利がメガバンクでは0.01-0.001%程度であることを鑑みれば、かなり大きなメリットといえるでしょう。
最後に、対象の銀行についてです。現在、福祉定期年金制度を導入している銀行は限られています。身近なところでいえば「ゆうちょ銀行」でこの制度が利用できます。他には、ハナ信用組合や中国ろうきんなど、信用組合を中心に少なくとも13程度の銀行・信用組合が提供しています。
障害や親族との離別は悲しみや困難をもたらしますが、困難の中でも暮らせるような支援が提供されています。有効活用していきたいですね。
それでは、よい1日をお過ごしください。
red_dash
参考
ニュー福祉定期貯金-ゆうちょ銀行
https://www.jp-bank.japanpost.jp/kojin/chokin/teiki/kj_cho_tk_fkteiki.html
新福祉定期預金【ムジゲ】 - ハナ信用組合 -
https://bit.ly/3cpxgvB
ろうきん福祉定期預金|定期預金|ためる|中国ろうきん -
https://bit.ly/33NgWAM
福祉定期預金・完全比較ランキング|定期預金の鬼
https://bank-deposits.net/hukushiteikiyokin.html