マル優と特別マル優 その5 SBI証券の実践編 第2回

 手持ちのスマートフォンが壊れてしまいました。注意欠如多動性障害(ADHD)・精神障害者手帳2級で博士(生命科学)のred_dash です。ツイッターへの書き込みが十分できないのが困りものです。今は新機種の到着待ちをしています。
 発達障害を自覚して以来、スマートフォンの紛失・故障には備えてきました。私はうっかり身の回りの物をなくすことがあります。そこでスマートフォンについては紛失した際に音を鳴らせるように準備するだけでなく、いつでも新機種へ移動できるように普段から準備しています。いつも使うアプリケーションの一覧やパスワード紛失に備えたメモを備えておいたので、バーコード決済の残高を失う等の深刻な問題は避けられそうです。紛失リスクと漏洩リスクに備えた忘備録の作り方は、需要があれば改めて記事を書きたいと思います。

 さて、前回までSBI証券で実際にマル優を用いるとどのような商品が購入できるか調べてきました。今回は、実際にSBI証券からマル優の必要書類について取り寄せを行ったので、その内容を紹介します。

届いたものは以下の通りです。
1. 少額貯蓄非課税制度(マル優)のお申込み手続きについて
2. 書類3枚(非課税貯蓄申告書、申請書、非課税貯蓄申込書)
3. 書類3枚の記入見本
4. 返信用封筒

1と4はそれぞれ、以下のような内容でした。

sbi証券_マル優の案内_表面

 

sbi証券_マル優の案内_裏面


 1の書類について、具体的に中身を書き出してみました。

拝啓 時下益々ご清祥のこととお喜び申し上げます。 平素は格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。
さて、この度ご依頼いただきました「少額貯蓄非課税制度(マル優)」のお申込みにつきまして、必要書類を ご送付させていただきました。
つきましては、下記の「少額貯蓄非課税制度(マル優)のお申込み手続きについて」をご確認の上、必要書類 を同封の返信用封筒にてご返送いただきますようお願い申し上げます。
なお、少額貯蓄非課税制度の対象となる貯蓄商品をご購入される場合は、別途、カスタマーサービスセンター 又は取扱店へお電話にてお申込みください。
敬具

少額貯蓄非課税制度(マル優)のお申込み手続きについて
※「少額公債非課税制度(特別マル優)」の手続きではございません。
少額貯蓄非課税制度(マル優)について 【対象者】 ・身体障害者手帳の交付を受けている方
・障害基礎年金・障害厚生年金など公的年金の障害給付の受給者
・遺族基礎年金・遺族厚生年金など公的年金の遺族給付の受給者である被保険者の妻
・寡婦年金(母子年金を含む)の受給者など 【限度額】 他の金融機関を含め、元本350万円まで。
ご返送いただく書類について(ご記入方法は裏面を参照ください。) 【非課税貯蓄申告書】 /【申請書】 ・ 非課税貯蓄限度額を申告される場合にご返送ください。 ※みなし廃止について(マル優等の使用残高がなくなった日から2年を経過する日の属する年の翌年
1月1日に廃止申告書の提出があったとみなされます。 所得税法施行令第45条の第4項) 【非課税貯蓄申込書】 • 少額貯蓄非課税制度の対象となる貯蓄商品を購入される場合のみご返送ください。
※貯蓄商品をマル優にてご購入される場合は、別途お電話にてお申込みください。 【確認書類】 マル優対象者であること、氏名・住所・生年月日・個人番号が確認できる公的書類
・身体障害者手帳のコピー
身体障害者手帳の交付を受けている方
・個人番号カードまたは通知カードのコピー及び住民票の写し等
・年金証書のコピー
障害基礎年金・障害厚生年金など 公的年金の障害給付の受給者
・個人番号カードまたは通知カードのコピー及び住民票の写し等
遺族基礎年金・遺族厚生年金など 公的年金の遺族給付の受給者である 被保険者の妻
・年金証書のコピー ・妻であることを証する書類(住民票の写し・戸籍全部事項証明 等) ・個人番号カードまたは通知カードのコピー及び住民票の写し等
寡婦年金(母子年金を含む)の受給者
・年金証書のコピー ・母であることを証する書類(住民票の写し・戸籍全部事項証明 等) ・個人番号カードまたは通知カードのコピー及び住民票の写し等
※お申込み後、ご住所・氏名・資格喪失等の変更がありました場合は、カスタマーサービスセンター又は取扱店へご連絡
をお願いいたします。

 以上の通りでした。


 対象者に精神福祉障害者手帳や愛の手帳(知的障害者のための手帳)の所有者は含まれていないようです。対象の範囲を "など" としているので、柔軟な対応が行われている可能性もありますが、詳細は不明です。

 それでは、素敵な1日をお過ごしください。
 red_dash

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red_dash博士
発達障害(ADHD、ASD、広汎性発達障害など) に関わる情報発信を継続するために、支援を頂ければ嬉しいです。よろしくお願いいたします。