詩まとめ
・閉じた記憶・焼き付く想い・
空白がある
頭の中にひとつだけ
いつなくしたのだろう
いつ忘れたのだろう
思い出せない
思い出したくない
辛い記憶
悲しい想い
大切だったあの人
鍵をかけ
忘れようとする
頭の中から追いやっても
楔のように打ち込まれている
焼き付くように心に
ああ、忘れることなんてできない
私の愛したあの人を
・そのぬくもり・
大きな手に包まれる
小さな手を包む
その温かさに包まれると安心できる
その小さな温もりを守りたくなる
私の大切な支えたい人
俺の大切な守りたい人
いつまでも一緒にいたい
二人の心に灯る
温かな気持ちを
互いの熱でいつまでも
温めながら
・どうかあなたのもとへ...・
いつまでも一緒だよ
そう言ったあなたは
私の前で眠っている
たくさんの花に囲まれながら
静かに
眠っている
あなたの手のぬくもりは
もう感じられない
あなたの温かな想いを
もう感じることができない
心の中の灯が
小さくなってしまうよ
寒い、寒いよ
ねえ、お願い
私もそっちに連れて行って
あなたのいる場所へ
私も
・思い出の場所にて・
子供の頃
5人で集まった
秘密の場所
今ここには
自分しかいない
バラバラになってしまった
みんながみんな違う道を歩いていく
いつかまた会おう
思い出の残るこの場所で
・想い伝えて・
こぼれ落ちる
あなたを想う心の雫
私の想いと同じように
しとしとと降り続く
冷たい雫
あなたに会いたい
会って想いを伝えたい
そうすれば
心の雨雲が晴れるはずだから
・君の笑顔・
君に会いたい
この想いを伝えたいけれど
君は今、側にいない
悲しみに暮れる君
そんな君は見たくない
ほら、笑顔を見せて
その笑顔だけが私を癒してくれるのだから
待っていて
今、会いにいくから
・消えた初恋・
いつも見ていたあなたの横顔
あなたの優しさに恋をした私は
もう消えてしまった
あなたは、違う誰かと行ってしまった
この想いは
涙とともに流れていってしまう
心にできた空洞を埋めてくれる人は
いつかまた現れるのだろうか
・高鳴る鼓動・
いつも見ているあなた
となりで笑うあなたが見せる
ふとした仕草
何気ないものなのに
私の心は高鳴る
他の人ではならない
あなただけに奪われる
私の心
・母の愛・
いつも私を包んでくれた
温かく見守ってくれた
優しい手
暖かな眼差し
その温もり
私はいつも
そっけない態度をとるけれど
いつも感謝しているよ
いつもありがとう
お母さん
・生命の唄・
静かな夜に響く鳴き声
命生まれるこの世界に
鳴り響く
生命の唄
回り回れ巡りゆけ命
世界へ
響き渡れ