性教育を語る保育士 ふじおかりさ

岡山から性教育を伝える⭐︎

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【講座】2月スケジュール

2月のスケジュールのご案内です。 各回定員4名のミニマム開催です。 なぜミニマム開催なのか・・・ それは、講座に参加してくださる方の疑問や悩みをしっかりと聞いて、一緒に考えたり、解決のヒントを見つけたりしたいから。 気になっていることをや疑問をそのままにしてほしくないから。 たくさんの人がいる中では聞きにくいな〜ってことも、ミニマム開催であれば話しやすいかな?と思うから。 なんでも話せる安心安全な場所でありたいから。 こういった思いからミニマム開催ですので、気になる

    • 【つぶやき】何でもかんでも世界の真似をするのはどうかと思うぜという話

      日本の性教育は確かに諸外国から比べると、かなり遅れているし、問題点も多い。改善すべき点もたくさんだ。 欧米を参考にするのも、もちろん大切なことなんだろう。 しかしながら、日本に住む大人の性に対する意識やタブー感が変わっていないのにも関わらず、いきなりに諸外国の真似をして包括的性教育などというものを推し進めていくことに対しては、危うさすら感じている。 いくら知った風で子どもに伝えたとて、大人の意識が性に対してタブー感ゴリゴリでは、きっと子どもたちには見透かされ、きちんと受

      • 【つぶやき】性はグラデーション。はてはて・・・

        性はグラデーションという言葉。 何が正しい、間違っているというジャッジをしたいとかそういう話ではないです。 色々な生き方を選択される方がいることも、その選択も尊重しています。 しかし、社会の仕組みというものがついてこれていない感じがしていて。 法案だけが通って、戸惑ってしまう人もいるわけで。 言葉や法案だけが先先いって、社会も人もまだ追いついていないんじゃないのかなって。 トイレも温泉も振り分けは、男子トイレと女子トイレ。男風呂と女風呂。 いろんな性を持つ方が平等に差

        • 【保育】イレギュラーは保育の醍醐味

          保育をしていると、子どもは一人一人違うのでいろんなことが毎日起きます。 「ここで今それして欲しくないわ〜」とか 「今トイレいっててほしいな〜」とか 「あ〜今この子を刺激しないで〜」とか 何やかんや計画通りにいかないことだらけ。 でも、よくよく考えたら、子どもが10人以上いる部屋で、計画通りにことが進む方がおかしいというか・・・ 保育はイレギュラーの連続(それさえも想定内で動くのが保育士)だと思っておくと、「そうきたか〜!」と面白がれるなあと、保育をしておりました。 で

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          【つぶやき】身につけたいのは考える力・確かめる力

          メディアリテラシーって一時期よく聞いてましたよね。 今は、あんまり聞かないの? 色々な生き方、色々な価値観、色々な情報・・・ 時代の変化とともに選択肢も増えてきました。 そして、それを認めていこうという動きも。 それ自体は良いことです。 しかし、私たち一人一人が聞いたこと、見たことを自分たちで考え・確かめる力があることが大前提にないといけないと、私は思っています。 誰かや何かにコントロールされるのではなく、自分で自分のことを決める。 そのために、知らないことや本当かどう

          【つぶやき】身につけたいのは考える力・確かめる力

          【性教育】親たちよ。子どもには見抜かれているぞ。

          子どもたちは、「見抜く天才」です。 親が、性の話を「恥ずかしい」「話しにくい」「隠したい」と思いながら話していると、その気持ちを見抜きます。どれだけ言葉でそうではないことを伝えてもです。 なので、子どもたちと性の話をする前に 性の話=恥ずかしい、話しにくい、隠したい のイメージを大人が先に書き換えていきましょう。 そんなイメージ持っていないけどなあって思う方も、今一度ざわつくようなことがないか確認してみましょう。 そのためには、何度も言いますが「知ること」から始めるの

          【性教育】親たちよ。子どもには見抜かれているぞ。

          子どもが性の情報に触れるのは思った以上に早くなっている

          子どもたちからドキッとする質問が来るのは 小学校4、5年生かな〜?なんて思っていませんか? 私の娘は今1年生です。 まだ、ドキッとする質問はされたことはないですが YouTubeなどでは出産シーンのある動画を よく見ている時期がありました。 自分がどうやってできたのかを 年長さんの頃に絵本を読みながら伝えたことがあるので なんとなく、セックスという行為を娘なりに 理解しているからかもしれません。 今は面白おかしく下ネタワードを発信している チャンネルもあるそうで 子ども

          子どもが性の情報に触れるのは思った以上に早くなっている

          4歳児おちんちんをやたら触る

          最近我が家の可愛い4歳児ボーイが、おちんちんで遊ぶことが増えました。 「母さん見て〜!〇〇のちんちんすげー!」 とお風呂の時にゲラゲラ笑って話し出しました。 なので 「どうしたの?」と聞くと 「シャワーでカチコチなった!!」  (寒い日にシャワーのお湯の温かさで固くなったらしい笑) 「そんなんなるんやね!面白いね〜」 自分で頭と体と性器を洗い湯船へ・・・ 「わあ!ちんちん溶けたあ〜」  (お湯に慣れて柔らかくなったそうな笑) いちいち表現が可愛い4歳児ボーイ。

          4歳児おちんちんをやたら触る

          0歳児の性教育

          0歳児の性教育と言われても何をしていいやら・・・と思われるかも知れませんね。 でも、ほとんどのお母さんが自然としていることです。 排泄があれば 「うんちが出たね。」 「スッキリしたね!」 「パンツ変えようね。」 「綺麗になって気持ちいね。」 汗をかいていたら 「暑かったね。着替えをしようね。」 「着替えて気持ちがいいね。」 お腹が減っていたら 「お腹が空いたかな?」 「ミルク(おっぱい)飲もうね。」 「お腹いっぱいだね。」 赤ちゃんは泣くことで自分の生理的欲求を訴え

          私が性教育を学び伝えたい理由

          性教育って幅が広くて 私が性教育を伝えたい理由も何個かあるのですが・・・ そして、このきっかけの話をすると 幼少期まで遡ることになり膨大な情報量になるので 今回は簡潔に書きます。 私が性教育を学んだ理由 きっかけは 「子どものため!」 うん。耳障り良し。抵抗なし。人にも言える。 耳障りの良い理由って「普通」を装うのには必要よね。 でも 本当の理由は 「夫婦いつまでも仲良くいるための方法を知りたい!」 とどのつまりは 「セ ックスレスにだけはなりたくない!」 と思ってい

          私が性教育を学び伝えたい理由

          「なんで赤ちゃんがほしいって思ったの?」

          「なんで赤ちゃんがほしいって思ったの?」 こんな質問が飛んできたことがありました。 「私は(娘)赤ちゃん産むの嫌だなあ」 娘はそう思ったから、自分を産んだ母(私)の 気持ちが気になったのでしょうね。 あなたなら何と答えますか? 私は 「お父さんと結婚して、赤ちゃんがほしいなって思ったから 赤ちゃんを産んだんだよ。 最初に産まれたのが〇〇だったよ。 産まれた時は夜遅かったけど 部屋の外でじーじやばーばも待ってて みんなで喜んだんよ。」と 出産の時のエピソードも合わせて伝え

          「なんで赤ちゃんがほしいって思ったの?」

          心も体も健康な美しい女子

          心も体も健康であること そしてそれが美しいにつながることについて わたしの持論を書きたいと思います。 心も体も健康であると美しくなれるというのは 今でこそ繋がったものでして 実際はというのは美しくなりたいという 願望が強くありました。 そもそもわたしは過去に入院経験が2回あり 健康の大切さを身をもって感じていたり 思春期の頃から 敏感肌でニキビが酷かったり・・・。 健康や美容のことで悩んだり、考えたりすることが 必然的に多かったように思います。 20代になりやっと自分

          4歳娘とプライベートゾーンの話

          娘が4歳の頃こんなことがありました。 「クラスの男の子がおしり見せてって言ってくるの」 一瞬ドキッとしたけど、性教育を学んできたおかげで、落ち着いて話を聞こうと思えたわたしは娘に聞きました。 「そうなんだね。で、○○ちゃんはどうしたの?」 「イヤな気持ちがしたから見せないって言ったよ」 「そっかそっかー。イヤだったよね。見せないってよく言えたね。」 これより少し前に、娘にはプライベートゾーンの話を絵本を用いて話していました。 しかし、半年程前だったので、覚えてい

          4歳娘とプライベートゾーンの話

          性の話を子どもとするのは勇気がいる

          そりゃーーーーーそうですよ! だって、テレビでキ スシーンやセック スシーンが流れれば、さりげなーくチャンネルを変えられたり、「私ってどうやってできたん?」と聞くと「拾ってきた」「コウノトリが運んできた」など適当にはぐらかされたり、心当たりありますよね? 中学の保健体育では、先生がなんやいつもと違う緊張感でセック スの話をサラッとし・・・。 知らないうちに、私たちの中には、「性の話って恥ずかしい話」「親にはなんか聞きにくい」なんて思い込みが強固に作られてますからね。

          性の話を子どもとするのは勇気がいる

          17.3 about a sex

          本番組は、等身大の“17歳”の女優たちが演じる“17歳の女子高生3人”が恋に、セックスに揺れ動くリアルな心情を描くひと夏の青春恋愛物語。 「初体験の世界平均年齢は17.3歳」とあるサイトに載っていた情報をきっかけに、なんとなく持っていた"性の価値観"が揺らぎ始める彼女たち。本当は気になっていても誰にも聞けなかった、恋、そしてキスの先にある性。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 今このドラマを見ています。 17.3は初体験の世界

          どんな人の中にも才能の種がある

          どんな人にも才能はある。 わたしは保育士として たくさんの子どもたちを 見させてもらってきました。 その中には 支援を必要とする子ども こだわりがある子ども 集団行動が苦手な子ども いわゆる困り感というものを抱えた子どもも たくさんいました。 いつも疑問でした。 支援が必要なのは本当にその子たちだけなのか。 困り感があるのはその子たちだけなのか。 その子たちは人から助けてもらうばかりなのか。 実際は 困り感の反対側にいつもその子たちの キラッと光る部分があったのです。

          どんな人の中にも才能の種がある